rage30

ラブストーリーのrage30のネタバレレビュー・内容・結末

ラブストーリー(2003年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

母親の初恋を回想する娘の話。

何ともストレートなタイトルですが、中身も所謂、純愛な物語になっています。
ただ、描かれる男女がお嬢様と田舎者という、格差カップルになっているので、意外と共感し易いというか、誰が見ても応援したくなる万人向けの作品という印象を受けました。

様々な困難を乗り越えつつ、愛を深めていく2人が描かれますが、ラストは意外にもビターな結末。
個人的には、苦労した分、最後は素直にハッピーエンドにしても良かった気がするんですけどね。

また、並行的に描かれる娘の恋愛が、母親の話とどうリンクするのかと思ってたら、娘の恋人が母親の元恋人の息子だった…というオチ。
いや、これ確かに不思議な縁だな~とは思うけど、ロマンティックかな?と思ったし、むしろ親の呪いを引き継いでる様で、ホラー味を感じなくもない。
何にせよ、親の悲恋を子供に晴らさせる=ハッピーエンドという構図にはモヤモヤするものを感じました。

そんなわけで、ラストがちょっとモヤりましたが、基本的には王道の恋愛映画という事で、韓国産の純愛ドラマが好きな人なら楽しめる事でしょう。
ソン・イェジンが終始出突っ張りなので、男性陣はそこに注目かな。
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