タイトルだけ見れば、モテない少年のサクセスストーリーかと思いますが、実際ほぼその通りでありながらも、ブッ飛びすぎた設定に驚かされます。
これはどのジャンルに属する作品なのか？カテゴライズが難しい。
「ギャラクシー・クエスト」を見ているような感覚になるし、キューブリックの作品を見ているような感覚にもなる。
パンクロックに乗せて疾走感抜群の場面もあれば、壮大なファンタジーっぽい場面もある。
一体何食ったらこんな映画思い付くの？と突っ込みたくなるような独自の世界観。
悪く言えばとっ散らかってる印象を受けるけど、良く言えば色んな展開が1時間40分の間に詰め込まれているので、あっという間に見終える。
エル・ファニングもよくあんな役引き受けたな…笑 可愛かったから良かったけど。
でも一番ビビったのはニコール・キッドマン！この人あんな役今まで他に演じたことあったかな？彼女の色んな意味で振り切ってる役柄と演技にも驚きでした。
ラストは良い余韻を残して終わるので、悪い印象はありません。過度な下ネタと他では例えようがないこの作品独特の世界観についていければ、満足できると思います。
