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ジョン・F・ドノヴァンの死と生のtower1209のネタバレレビュー・内容・結末

4.6

このレビューはネタバレを含みます

己を受け入れて、自分が自分自身の味方でいられたら、深い孤独の淵に光が差すはず。

最後の死は、悩んだ末の自殺でも、希望を持ちながらの長い眠りでもなく、自分自身を認める勇気を持った上で、心から信頼するルパートに、漸く心のわだかまりを曝け出すことができた故の、安堵のピリオドだったんじゃないか。
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