とても面白かった！この監督の前作も観た。スリルがたまらなかったな〜。
正義とは何か。自分が彼女の立場だったら？等、色々と考えさせられる。
主人公だけでなく、
夫だったら？
校正担当だったら？
同僚だったら？
警察だったら？
と、感情移入が忙しい。そして意外な結末。これも実話だからなのだろう。
しかしキーラナイトレイはいつまでも変わらない。ずーっと年取らない。
ただ一言。
とても残念なのは、プロモーションのコメント。なぜこんなに政治的に偏った人選をしてしまったのだろうか。
http://officialsecret-movie.com/comment/
国が絶対に正しいと思うのは勿論違う。しかし、やることなすこと何でも否定するのも違う。
多分この映画を観て「やっぱり自分は正しい！」って思っちゃったんだろうな。その自分に対する過信が歪みを生んでいる一面もあるのに。
最近、過激な左派メディアとそれを取り巻く人達にウンザリしていることもあり、純粋に映画として楽しんだ後に、こんなに反政府色ギトギトなコメント欄を見て、映画を利用された感もあり、残念な気持ちになった。
プロモーション担当の方には考えてほしい。
映画は皆のもので、誰が観ても、それをどう感じてもいいはず。事実を描いているなら尚更。
なのに、さも「政府は悪。メディアは善」みたいなバランスを欠いた価値観を押し付ける。これって、勝手にプロパガンダ映画に書き換えているということではないのだろうか。
そんな権利は誰にもないと思う。
書き終わったら、一言どころか半分以上を占めていた。
でも作品自体はとても良かった！
コメント欄を見てしまったことだけ後悔。
