しどけ梨太郎

風櫃(フンクイ)の少年のしどけ梨太郎のレビュー・感想・評価

風櫃(フンクイ)の少年(1983年製作の映画)
4.0
どこにもいけないぼくたちをどこかへ連れていってくれるのは恋だけ。なのに恋はぼくたちを置き去りにしてしまう。時間だけが無慈悲にぼくたちを強制的に押し進めていく。

地理的には移動しているのに精神的にはまったくどこにもいけていないのが良い。