波を後ろにラインダンスするシーンや奥行きのある構図だとか、かなり印象的だった。ダフ屋に騙されて、窓がスクリーンみたいになってる感じも。
『恋恋風塵』といい、ホウ・シャオシェンの切なくてノスタルジアを…
ナント三大陸映画祭で最優秀作品賞を受賞したらしい。へぇ〜、そう言われてみればフランス映画っぽさも感じないでもないかもしれないような気もする。
1980年頃であろう、台湾海峡上の澎湖(ポンフー)島にあ…
俺の好きな山なし落ちなしのバリバリ日常作品。
田舎のマイルドヤンキーたちが地元で喧嘩沙汰を起こし地元に居ずらくなり、ヤンキーの一人の姉が就職している都会へ憧れを持って出てくるのだが…
学歴も職歴…
少年時代に海が近くにあるのとないのではどう違うのだろう。海が光を散らして、それが霞となって遠く向こう側を神秘の王国みたいに覆っている。それは過去だろうか未来だろうか、いずれにせよ彼ら若者にはまだ分か…
>>続きを読む都会では大スクリーンの“映画館”鑑賞が900元もかかるらしい。監督にとって障害者のような人間は幼少期にしか見ることのできないトトロのようなものなのか、トントンでも本作でもその存在の消滅は人生の一つの…
>>続きを読む傑作すぎる。ロケハンがいい。フンクイの海辺の景色も、高雄のごみごみした雑踏もいい。家もいい。実家の灰色の平屋も、高雄の中庭のあるアパートも素晴らしい。フンクイの浜辺で主人公がカップ麺をすするバストシ…
>>続きを読む