ガイコツたちが暮らす死者の世界がテーマのピクサー・スタジオ最新作。現世よりも楽しげなあの世の世界を描いていて、カラフルで美しかった。「先祖を大切にしなければいけいない」ということを温かさで教えてくれる。
大家族で育ったミゲルは伝説のスター・デラクルスに憧れ歌手を夢見ていた。しかし、一家はある出来事から代々音楽を禁じていた。年に一度の亡くなった先祖が家族に会いにやってくる〝死者の日″、ミゲルはひょんなことから先祖が暮らす死者の国に迷い込んでしまう。ミゲルはひいひいおじいちゃんに会うために奔走する…
ガイコツって表情がなくて子どもたちから怖がられるキャラクターだけど、個性的なキャラクターばかりで表情豊かで親しみやすく描かれていた。怖くて暗いイメージがある死者の世界も色鮮やかに描かれて魅力的な場所だった。ユーモアあり感動ありのストーリーで心地よいテンポで終始楽しく見れた。
ご先祖様との繋がりや家族の絆が温かく描かれていて感動させられた。愛する子孫に手を差し伸べる先祖たちにほっこりさせられた。家族やご先祖に支えられ、見守られながら生きているんだなと感じさせられた。ご先祖様の写真はちゃんと飾って、お盆などのお墓参りにはちゃんと行こう。
ミゲルとヘクターのデュエットが素敵だった。
