バロンドールを3度受賞したレアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウドを追ったドキュメンタリー。有力選手である分、彼はサッカーファンの期待を一手に背負う立場にあり、その栄光と苦悩を垣間見ることができます。メッシとの交友なども注目できるポイントですが、個人的にはマスメディアに常に注目される生活を送ることのしんどさがいちばん印象的でした。
彼を偉大なサッカー選手として扱う人はたくさんいるけれども、彼をひとりの人間として扱う人は実はそんなにいないのではないか。……彼のプレイに一喜一憂する人々の姿や、彼の私生活に踏み入ろうとするマスメディアの人々の姿を見ていて、そんな印象も受けました。