喵來

ピアニストを撃ての喵來のレビュー・感想・評価

ピアニストを撃て(1960年製作の映画)
3.6
必殺恐竜神父の、「激しく業火が燃え上がる効果」みたいなもんで、「お袋の命に誓うぜ」のシーンがいちばんのお気に入り。遺体運ぶとこと雪山のシーンも好き

ただでもコミカルすぎてノワールとしてはどうなんだろう。。


追われる悪党たちとバーのピアニストの兄弟。
ヘタレ臆病の魅せ方好きなんだけど、それが変わらないと一生かわいそすのまま終わっちゃうってのがもっと好き。トレインスポッティングの最後みたいになれば良いのにとか思ったけど。結局変われない最後。
泥棒家族でも弟だけはって思って連れ出したのかねえでも暗い未来しか見えない。。。


刺客二人組もくそポンコツでかわいいかよ!
誘拐相手と和気藹々。こいつらだけでなくキャラクターのコメディ面が綺麗に出てた。

酒場とか、本編全然関係ない人間ドラマが楽しい
商売女友達と恋愛は全く別物てのがねまたね

テレザの愛のあり方が悲しすぎた。
店長どこまで行ってもクズすぎて笑う
人間が上手いなぁ。
喵來

喵來