ピアニストを撃ての作品情報・感想・評価・動画配信

『ピアニストを撃て』に投稿された感想・評価

Yutaka
4.3

本作を観るとトリュフォーのアメリカ映画、ひいてはフィルム・ノワールに対する偏愛が伝わってくる。こういった偏愛はタランティーノらに連なる文脈がある。脚に対するフェチズムも(笑)。その趣向が隠し切れない…

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3.3

12/10 これも何か、漫画的というか、全ての映画は漫画なのかもしれない、と思えてきた。あらゆる映画はデジャヴである、という平岡正明的テーゼを思いついて喜んでいたのだが。映画は現実ではない。つまり、…

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tomoko
4.0

トリュフォーのアメリカへの植れ、映画への情熱がいたる所に散りばめられている。シャルル・アズナブールの目が魅力的だと感じた。娼婦と寝るときに胸をあらわにした彼女の胸を布団で隠して「映画ではこうするんだ…

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トリュフォーの魅力は、賄(まかな)いパスタの美味しさに近いかもしれないと、かつて思ったことがある。そしてつい最近、イタリアのネオレアリズモ作品がその原点だったことを実感し、やはり直感は大切なんだなと…

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トリュフォーのフィルムノワール。と思って見始めたらちょっと違った。トリュフォーの目は女性に向いている。だから物語と関係ない女性に向いたりしている。そこが面白かったりする。けど最後にはきちんと収まる。

これ、大人は判ってくれないの後とは思えない、長編デビューっぽい、というよりも若者って印象の遊び心ある演出。
インターフォンを押すのを躊躇うカット、後の失敗したヴァイオリニスト(?)の煽りカットが良い…

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話は大したことないけど、全てのショットにアイデアが満ち溢れていて楽しかった。
レナと二人で歩くシーンの手の動きとか、車に白いなんか落とすとこや車内でのカメラワーク、連行されてるのに笑っちゃう感じとか…

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フィルムノワールだった 喧嘩はじまったと思ったら次のシーンで「もうやめよう」って言ってて笑っちゃった

なんかとてもトリフォーらしいというか、人を描くのがうまいよね
あと、モノローグって会話と会話の間にあるとやっぱり普通はやな感じっていうか、ノリ辛くなるイメージがあるけど、この映画はその会話の途中のモ…

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ヌーヴェルヴァーグでありながら
犯罪映画でもあり、
監督の実験が詰まった作品でもある。

犯罪映画の主人公といえば、
決断力や行動力に富んだ人物だと思う。
でもシャルリはどこか三枚目感が溢れ、
愛す…

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