ピアニストを撃ての作品情報・感想・評価

「ピアニストを撃て」に投稿された感想・評価

krewksy

krewksyの感想・評価

3.2
過去の恋人との悲劇に絶望した孤独なピアニスト、シャルリの二度目の悲劇
そして三度目の悲劇の始まり
シャルリが服を雑に着ながら歌っている鼻歌が良い
"夜が来るのは止められないわ
もうそこから出られないのよ"
hepcat

hepcatの感想・評価

-
初トリュフォー

フランスのおしゃれな感じだった
カクテルピアノの音も好き
憧れはエロルガーナーなのかな

アメリカの映画だったり音楽だったりを出して、アメリカに対しての宣戦布告なのか、憧れなのかはわからんけど、それをフランスでもやってやろう感は伝わった

車内で女が話すフランス語が美しい
惚れ惚れした

トリュフォーって人気そうだしもっと観たいなぁ(^.^)
全然ピンとこなかった。
遊んで作ってそうな映画は一旦乗れなくなるともうずっと薄ら寒く感じてしまう。
 トリュフォーは、三分の一くらい好きですね。これはアレだったけど。悪役たちのグダグダっぷりは「はやすぎたタランティーノ」という感じ。
鈴渚

鈴渚の感想・評価

-
戦うヒロイン。古典的商業映画の作り出した女性像を打ち砕く、女の芯の強さ、強さからの美しさが溢れ出している。
Angie

Angieの感想・評価

-
作られた世界観が溢れ出る、シネフィルの映画。

トリュフォーがかなりヒッチコックに影響されている感が溢れるこの作品。ピアノの軽いメロディもどこかヒッチコックっぽいハイセンスな雰囲気にさせている。
この映画の面白いところは真っ暗すぎる人の顔と、緊迫感のないあっけない追っかけシーンアンド殺人シーン。そしてラストのシャルリの表情だろう。背景が説明されないのはヌーヴェルヴァーグらしい。意味がわからず追いかけられるピアニスト。過去に関しては説明されるのだが、はっきりとしないギャング二人組にあんまし緊迫感のない誘拐シーン(ジョークを言って一同大爆笑)に、この人たちは本気なのか?と疑ってしまう。その点がものすごく作られた世界観に感じられた。ヌーヴェルヴァーグの特徴であると考えている、『リアルを切り取る』感がこの映画にはあまりない。それはやはりトリュフォーのシネフィル色特有のものだろうか?

カメラカットには非常に美しいシーンが何度かある。シャルリとレナが二人揃って歩くシーンの手のクローズアップ。二人とも揃ってトレンチコートを着て顔を見合わせる。雪山の斜面をゴロゴロ転がるレナ。死んだその表情。暗闇の車内から聞こえるラジオの曲。そしてラストシーン、どこかを見つめているシャルリの表情。彼はこうして恐ろしい過去を2つも抱えながら、再びピアノの前に立つのであった。
がく

がくの感想・評価

3.8
「夜が来るのは止められないわ」


『大人は判ってくれない』に続き、トリュフォー2作目の鑑賞。

サスペンス風で始まるが、中心となるテーマは愛なのか…?
トリュフォーの2本目の長編で、演出は前作同様悪くなかったとはいえ偏執的な点が少ないせいもあってほんの少し見劣りのしてしまう作品だった。

過去に傷を負ったピアニストを演じたシャルル・アズナブールが赤い彗星の名前の由来とは思えない容姿でまず驚いたが、突然挿入される歌唱シーンとか敵役二人の間抜けさとか後のトリュフォー作品であまり見られないような要素も結構あって、そこにも結構驚いた。

しかし末弟の様子とかスピーディな演出やカメラワークとかは前作に通じる点に思えたしクライマックスの一連も見事だったから、子供を描いたような作品と比べて魅力は多少減じていたとはいえそれでも十分面白く、トリュフォーってやはり才能凄まじかったんだなと改めて感じた次第だった。
taka181

taka181の感想・評価

3.8
過去を引きずって影がある、なぜか女が寄ってくる、むっつりスケベ、自分は悪くないのに事件に巻き込まれる。まるで村上春樹の主人公みたいなピアニストのおはなし。しかしトリュフォーという人は、心底お茶目な人なんだろうなあと思いました。キザに格好つけないところが本当に好き。
Tyga

Tygaの感想・評価

4.0
ピアノを弾きながら彼はどこを見つめていたか。

ひとつずつの場面場面が素晴らしい。
色んなどきどきとはらはらがある。

巻き添えになる人はいても、肝心の争いの当事者は生き、争いは続く。
そして、巻き添えになった人も生活をしなければならない、ただひとり彼女を除いて。
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