ピアニストを撃ての作品情報・感想・評価

「ピアニストを撃て」に投稿された感想・評価

otom

otomの感想・評価

4.1
何故かモテる冴えないピアニスト。女の力は偉大である。それでもやっぱり酒場のピアニストに落ち着いてしまう芸術家の悲しい運命。いささか荒っぽい気もしなくはないが、良作。
ピアニストの、ただただ降り積もる雪がどこまでも果てしなく白くなっていくのと同じように、どこまでもどこへ行っても切ない話だった。救いはなく、最後の演奏シーンは印象に残った。
s

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4.1
揺れるアングル
内気なピアニストの心の声
いきなり飛ぶカット感も
所謂のあれですかね
ヒロイン可憐すぎる
N

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3.5
「真剣な愛ほど無口だ。高慢とは違う。」

 トリュフォーがアメリカ的犯罪映画をフランス風に仕立てた作品で、本作ではギャングが愛と女について語る。ラウール・クタールが撮影してるということもあり、『勝手にしやがれ』の雰囲気が漂う。
 何度かあったカメラの疾走感や、女性の手鏡に映ったギャングの姿、ラストの女性が雪山を転がるシーンが特に印象的。
Risako

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4.0
トリュフォー史上最もヌーベルバーグらしいヌーベルバーグらしい
Ricola

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3.3
元ピアニストのシャルリ(シャルル・アズナヴール)は元妻との間に起こったある出来事のせいで人生に失望していた。

ある日、彼は自分の兄のせいでギャングの抗争に巻き込まれてしまう。


実験的にも感じるようなおしゃれな演出がたくさんあった。

またピアノのBGMなど音楽も素敵。

回想がさりげなく入ってきて途中で気づいた。

サスペンスというよりは人間ドラマという感じがした。
htm

htmの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

映画、よくわからんけど確実にずっとあった血筋の呪いの文脈で、銃撃戦の中戻ってくるわよね?と忠実を求めつづける男に発した女は次の瞬間死ぬことが決まっていてピアノだけはリピートされこちらも正しく感情をシフトさせられ終了までの残り時間の行く先を考えさせられ、とはいえ終わりは分かっており、ほんなら座り続けてるこちらはどうしたらいいの?と、まっすぐに問わされた事実がぶち当たってきらりん浮き上がる映画ですた。
宇京

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4.3
「いつ終わってもいいのよ、いつもそうだったから、嫌いになったらそう言って」
2005年5月5日、鑑賞。

フランソワ・トリュフォー監督作品は、本数は結構見ている。
この映画も有名である。

タイトルだけ見るとサスペンス風のタイトルであるが、実は「愛を描いた物語」であった。
atsuki

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4.6
処女作『大人は判ってくれない』から一変、厄介な兄貴と華麗な美女たちや2人組のギャングに翻弄されながら、主人公が人生の追憶と共に辛酸を舐めさせ続けられるフィルム・ノワール。

パルプ的な犯罪小説を下敷きに、ラブロマンスを軸として、ユーモアを散りばめて、またピアニストという造形やおっぱいの歌、そして今作を機にトリュフォー作品には欠かせない存在となるジョルジュ・ドルリューの音楽などでミュージカル調に煮詰める。だから明るくも暗く、楽しくも悲しい。

図らずもか、心情とリンクする荒削りなカメラワークやカット、そしてプロットまでヌーヴェルヴァーグ誕生下、全盛期らしさ溢れる。また臆病な男のナレーションは聞いてるこちらまで遣る瀬無いし、そう思ってるならやればいい。故に、題名の元ネタ「ピアニストは撃たないでください」を聞くとどこまでも皮肉的。
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