ホラー映画好きの桐子

傷物語I 鉄血篇のホラー映画好きの桐子のネタバレレビュー・内容・結末

傷物語I 鉄血篇(2016年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

直接的なネタバレはないけれど、公開当日の投稿なので一応折りたたみ。
今回はレビューというより、ファンのただの叫びです。

ながかったよ!!!ほんと長かった!いつになったら秋が来るんだよ!秋なんてなかった!オレたちに秋はない!と思い続けた数年間。
やっと公開になりましたね、傷物語。
(まさかの三部作となりましたが)

2012年に公開されるはずだった気がするのですが、そしてそれは秋公開だった気がするのですが、いやー長かった…ほんとながかった…ニコファーレの制作発表会見、なかったことにされたんじゃないかと思っていましたが、夢じゃなかった。あれ、夢じゃなかったらしいわ。
待っててよかった…。
尾石さんありがとう…ほんとありがとう…。

TVシリーズとは違う、映画ならではな演出もいっぱいあって、そして待ち続けた歓びもあって、ふぁーーーー!!!と思ってる間にあっという間に終わってしまった様な一時間でした。

前半はおい…お…おい…大丈夫なのか…いろいろ背景とかこれでいいのか…なんて思いもいくらかありましたが、ふっとんだよね、メメがあまりにも格好良すぎてふっとんだよね、なにあれ、なにあのアロハ、ほんっっっっっっとかっこいいなあおい!!!なんなんだよ!格好良すぎだろ!

見終わってみれば何もかもを忍野メメに持ってかれた感。超脱力。
メメが登場した瞬間の私のにやにや笑いは誰にもお見せできません。壮絶で凄惨なニヤニヤ笑いでしたよ、にやーって超笑ったよ。なんだあれ、超カッコいい…泣きそう(しつこい)

数年間ずっと、あの秋のタイミングでなくいつ公開するんだよーー!!おそいよ!!なんて思ってきましたが、それがそれが、これがこれが、ところがどっこい、見終わってみたら今でよかったのかもなと。
TVアニメの方で終物語(中)まで放送した後でよかったのかもなと、そう思えた傷物語鉄血篇
数年の間に原作も巻を重ね、ファイナルシーズンも一応終わり、ひとつ丸がついた今だから「おお…そうね…」と思えることもたくさんあって、人間強度が下がるアレも、今聞くと随分ぐっとくる言葉に聞こえたりもして、ああよかったなあと。
重いなあ、とも。

あと、これはほんとうに本当に超余談なのですが、阿良々木くんと羽川さんが話していた公園、行ったことのある場所で、馴染みのある場所で、本当に驚きました。
ロケ地の地名に入ってる一文字、物語シリーズにはかなりキーになる文字だなあ、なんて思ったんだけど、あれはちょっとした仕込みなんだろうか?
気になるなあ、気になるなあ。


続編は今度こそ本当に夏ですね!?待ってますよ!今度はいつまでたっても夏こねーー!!!!とかになりませんように…。
いのる。ちょういのる。
あと最後に本当にありがとう、繰り返しになるけど、本当にありがとうございました。