シェパード大槻

溺れるナイフのシェパード大槻のレビュー・感想・評価

溺れるナイフ(2016年製作の映画)
5.0
恋は、閃光とか憧れとか一緒に海に飛び込むとかそういうことで、ただ綺麗だから共鳴するってだけで、生活とか優しさとかに絡むことじゃないって思ってる。だからそこらへんの恋は本当の恋じゃないって思ってる。この映画で描かれていることが最も恋だって思ってる。
無敵な子供がそうじゃなくなるところもよくて、空も海も山もオレのもんだって言ってた人が、俺じゃって誇り高くおりたかったわ、って言うところが好き。もしくは嫌い。なつめちゃんもキラキラしなくなって。大人になるってそういうこと?キラキラしてる大人はもしかしたらあんなふうに堂々として子供と大人の橋渡しをちゃんとした人なのかもね。