原作の方が良かった、っていう映画の感想って嫌だ。
原作は原作、映画は映画。別作品として楽しもう。先入観は良くない。
でも、でも、、……涙
ティーン時代に心酔しきってた「溺れるナイフ」。
夏芽=小松菜奈
コウちゃん=菅田正輝
なんて、完璧なキャスティング!高まる期待!
押し寄せる優越感と劣等感、全能感と無力感。
そういう十代の激情を描いた溺れるナイフ(原作)がティーンの私にはすごく刺さった。
そんな漫画読んだことなかった。
でも映画は、わからなかった。何を感じ取れば良いのかわからなかった……
二時間弱におさめるように描くのって難しいんだろうなぁ。
展開の早さ・唐突さに違和感をもってしまった。
それにしても、何でここで?その曲入れるの??というシーンがちらほらあってげんなりした。
本当に制作の意図を疑ってしまう音楽使いだった。
ただ一つ、完璧だったのは菅田将暉のコウちゃん。
菅田将暉 はやっぱり「持ってる」って思わせる何かがある。何か持ってる。