リトル

葛城事件のリトルのレビュー・感想・評価

葛城事件(2016年製作の映画)
3.7
いろいろ感じて何を書いたらいいのかわからないけど、
葛城家の父も母も弟もお兄ちゃんもどこかにいる。
それだけじゃなくて 自分が同じように そうなる可能性があると思って、ちょっと気持ちが沈んだ。

なんだか「まあいっか」とか「なんとかなるかも」とか勘違いポジティブがほか人のネガティブを産んでるようで、怖かった。

気づかないところでそうさせてるかもしれないし、気づいてたけど気づかないフリをして、なんでここまで来たんだと思ったり、
黙って見過ごしてその場をやり過ごしたり、やる気がなくて、俺はまだ本気だしてないだけだとか、この日本が悪いと思ったり、、
何をしたとか誰のせいとかじゃなくて、この家族の関係性が一番問題。
家族なのに。家族だからか。

でもそんなことも 素通りして 生きてたい。そんなこと言って なにかあってからじゃだいぶ遅いんだけど…
家庭を持つことや家族についてネガティブな感情を持ってしまう。怖い。
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