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インモラル物語のimaponのレビュー・感想・評価

インモラル物語(1974年製作の映画)
4.0
ノーカット、フランス語。英語字幕にて。日本語にしなくても十分堪能できる映像美を伴う動くエロ本なのだが、エロ本と言うにはあまりにも格調高く素晴らしい。女優も皆透き通るような滑らかさで美しい。
公開当時だったらボカしやカットでボロボロだったんだろうな。文化的成長を喜ぼう。
現代から時代を遡っていくインモラルオムニバス5話

「満潮」
ノルマンディーの断崖、波打際の風景の中で青尺。従兄弟ジュリー(リセ・ダンヴェルス)の少女性とエロリップ。男が自らの欲望を説明し口説くのが回りくどい。

「性書 テレーズ」
1890年、お仕置きで小屋に監禁された娘のきゅうりオナニー。テレーズ(シャーロッテ・アレクサンドラ)ホクロ散見する背中の艶めかしさ。解放後の謎の落ちも良き。

「野獣」
森の中の獣姦は夢の話か。ビーストはきぐるみなんだが案外リアル。性器と性液でグロ。遮る光と差し込む光。森の情景が綺麗。
この章、日本版ではカットされてるみたい。

「女伯爵パトリー」
1610年、血の伯爵夫人(連続猟奇殺人)ことパートリー・エルジェーベトをモデルにした物語。
パートリー伯爵夫人(パロマ・ピカソ)と従者イスファン(パスカル・クリストフ、男装美少女)の百合。囚われた処女たちの白い尻と金色ヘア。
結末冴えてる。

「ルクレチャ・ボルシア」
1498年。法王アレクサンドル六世と娘ルクレチアとその兄チェザーレとの近親3P。鬼畜の父かと思いきや娘も婿の不能を他所にやる気満々の淫乱。帽子の顎紐みたいに自髪を結わうルクレチア役フローレンス・ベラミーの美貌。

淫らなわたしのまっしろときんいろ
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