梅田

ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこその梅田のレビュー・感想・評価

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手羽元のBBQ焼きのためにマリネにしながら観てたら、鶏の解体シーンがあって参った。ニワトリの首元を掻っ捌く映像を観ながら手羽元に切り込みを入れる作業はあまり気持ちの良いものではなかった…。笑
それはさておき、邦題には『ニューヨーク』とあるけどこの映画の中ではほとんど英語が話されない。圧倒的に多いのはスペイン語(もしくはポルトガル語)で、ある程度意図的ではあるだろうけど、同時にそれが必然でもあるんだと思う。多様性の街を観るワイズマンの眼は、その多様なあり方を称揚するでも否定するでもなく、ただ多様なままに写していると思った。サッカーW杯のコロンビア戦を観戦するコロンビア人たちを撮ったシーンでは、あれだけゴールシーンで熱狂しているのにカメラはその熱狂と切り離されているような人間ばかりを写しているような気がした。
紫のシャツの男性が印象的だけど、それ以外にもカラフルなファッションが目に鮮やか。
梅田

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