梅田さんの映画レビュー・感想・評価

梅田

梅田

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ドラマ(19)

ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.6

何なの…何なの…何なんだよ……何だったんだよ! て感じだけどわりと終始面白かった。気まずさはあるけどそんなにいやーな感じでもなかったし。そんなにスクエア出てこないけど。
記者会見の場面、メディアがきち
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天国はまだ遠い(2015年製作の映画)

4.0

脚本もそうだけど、演出、演技、完璧では。これも例の本読みを延々繰り返したんだろうか。濱口竜介すごすぎる。

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.3

面白かった! 全く怖くないのでサクッと見るのに最高なポップムービー。未回収の伏線がけっこうある気がするんだけど(レントゲンとか)、2でなんとかなるんだろうか。時間があったら観てみよう。

チャック・ノリス vs 共産主義(2015年製作の映画)

3.4

YIDFF’19でタイトルだけ見て爆笑して気になってたら、普通にNetflixにあったので鑑賞。共産主義政権下のルーマニアで、市井の人々がいかに西側の文化を希求したかを、関係者へのインタビューと再現映>>続きを読む

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

3.7

さすがテレビ局制作って感じの懇切丁寧で説明的な作りには賛否あるはず、ていうか賛否あってほしい。関係者へのインタビューで三島の演説がぶつ切りになるのはちょっと嫌だった。あと最後にナレーションが主題を丁寧>>続きを読む

大脱走(1963年製作の映画)

4.1

初めて観たけどクッッソ面白かった。
実話ベースだっていうのにこの終始前向きのバイブスのエンタメっぷり、スター俳優勢揃い。中でもスティーブ・マックイーンの輝きっぷりはすごい。これはリック・ダルトンお呼び
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さよならテレビ(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

チケット代の何倍の価値があると思えるくらいに面白いのでスコアはこのくらいで。ナレーション、テロップが無いのもいい。ただ、オチも含めて、ちょっとぬるいっす。もっとエグい掘り下げが観たかったです。クライマ>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.8

シラフの我々にラリってるときの世界が歪む感覚を何とか伝えようとアレコレ頑張ってくれてるけど、その陶酔を解くようなカット割りがギリギリ気持ちいいとこに行くのを妨げてて、ハマりきれず終わった。意図的なのか>>続きを読む

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.7

劇場で観なきゃ絶対「ながら観」になると思って無理してレイトショー(19:25はレイトショーに入るのか?)に行ってきた。案の定、これ家でNetflixで観たら100%途中で何回か一時停止するやつだ。
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インビジブル・ゲスト 悪魔の証明(2016年製作の映画)

3.3

こういうガチのミステリーは久しぶりに観ました。映画としてどうってわけではないものの、脚本は見事。伏線があちこちにあったらしいけど、そんなんわかるかい、という感じでした。すっかり騙されました。

アシュラ(2016年製作の映画)

3.9

登場する男、全員悪人(女は比較的まとも)。ギラギラしたマフィア映画っぽい顔のテカリがいい感じ。西島秀俊似のチョン・ウソンがガラスのコップ噛み砕くとことか布被されてボコられるとこ、久々にキレのある暴力描>>続きを読む

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.4

レースシーンの映像、無限に観てられる。地面スレスレのローアングルからGT40をチェイスしていくカメラがめちゃくちゃ最高だった。もっとデカいスクリーンで観たかったなー。
自在に身体を膨らませたりしぼませ
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長屋紳士録(1947年製作の映画)

3.5

小津について語る言葉は持ち合わせていないのですが、いろいろ面白くて笑っちゃう。世知辛いが世の中いろんな人情で回ってる。

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(1999年製作の映画)

4.6

最高すぎる。ただひたすら最高すぎる。こんな最高なジジイたちがいていいのか、こんな最高な音楽があっていいのか…。映画館で見たらきっと満点。最高。お気に入りはルベーン・ゴンザレス。派手なシャツが最高に似合>>続きを読む

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.3

プロモーションで「監督 クリント・イーストウッド」であることがひた隠しにされていたのが気になっていたんだけど、もはやイーストウッドの名前では客は呼べないということなのだろうか? いつこれが遺作になって>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

最後がダンスなのがいい、しかも、(映画の上ではデヴィッド・ボウイが流れているけど)物語の中では何の音楽も流れていないのに二人が踊っているのがいい。音楽は自由、自由はダンス。

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

1.5

最初に流れてくる黄色い字読んで想像した通りのストーリーが2時間かけて説明されるだけだった。申し訳ないがクソつまんなかった。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

『オクジャ』のときも思ったけど、ポン・ジュノ映画における風刺性と娯楽性のバランスが、個人的な好みと微妙に合わない。面白かったけど個人的な琴線は紙一重で外れてったという感じ。
そもそも身分を偽る必要なく
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象は静かに座っている(2018年製作の映画)

3.5

中国の田舎町って感じの街並みや、寒々しい空の色のせいもあるが、とにかく登場人物全員の人生がどん詰まりなので観てて苦しいとしか言いようがない。疲れる。
監督のフー・ボーはタル・ベーラに師事し映画を学んだ
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

3.0

まやかしの希望を持ってこない(持ってくるとしたら「死」くらいしかない?)のはものっすごく誠実なのかもしれないけど、いくらなんでも重いわ……というのが第一の感想っす。あとは、それぞれのシーンのつながりが>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト(1968年製作の映画)

3.7

『ウエスタン』を昔DVDで見たときは「なんぼ何でも間を取りすぎでは…」と感じたけど、いざスクリーンで観るとまぁ痺れる。ただやっぱドル箱3部作のほうが好きだと感じた。

KANO 1931海の向こうの甲子園(2014年製作の映画)

1.5

台湾の知人に「とってもいい話だから観て!」とDVDを貸してもらったので鑑賞。そんな手前あんまり辛いことは言いたくないんだけど、真面目に観るにはあまりに全てが稚拙でキツかった。ストーリーというか、ただ事>>続きを読む

東京裁判(1983年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ親切な作りだったので普通に近代史の勉強してるみたいな感じだった。「終戦直後」でも「21世紀の現在」でもなく「冷戦真っ只中」の時代から振り返る戦後の映像としてめちゃくちゃ面白いが、「人」のド>>続きを読む

キッスで殺せ!(1955年製作の映画)

3.9

階段の撮り方がなんかヘン。そこら中に急勾配があるし。
ボクシングジムのあまり意味があるとは思えない長回しとか、カッコいいけどとにかくなんか全体的にヘンだなと思ってたら最後はもっと変で笑った。タイトルは
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.5

空撮が無意味で良い。マブいチャンネーがひどい目に遭うのをサクッと観られるのでそういう気分の時はオススメ。

切腹(1962年製作の映画)

4.2

時代劇だけど感覚的にはミステリ。非常に緻密で非常に面白いがゆえに窮屈な感じもあるけど、このくらいギチギチでないとこの錚々たる役者たちには見合わないかもしれない。観れば誰でも「面白い!」と思う類の映画。>>続きを読む

台湾人生(2008年製作の映画)

3.9

録音ひどいし画面もチープだし内容も教科書的でつまんなそうだな……と観始めたときは思ったけど、いやはや、ドキュメンタリーの本質ってそういうことじゃないよね。被写体にこれだけ喋らせたら監督の勝ちですよ。>>続きを読む

私はあなたのニグロではない(2016年製作の映画)

3.5

「黒人の歴史はアメリカの歴史である」というボールドウィンの主張は、そのまま「アメリカ合衆国は差別を必要としてきた」という刺激的な定理の論証。ポスターはかっこいいのにタイプライター風のテロップとか微妙に>>続きを読む

アス(2019年製作の映画)

3.5

アバンでまず「1986年」とテロップが出る。シーンが移り表示されるテロップは「現在」。カーステから流れる音楽がジャネール・モネイの『I Like That』ということは、少なくともこの「現在」が指し示>>続きを読む

死霊魂(2018年製作の映画)

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1950年台後半に中国で起こった右派弾圧の中で、数千人の「右派分子」がゴビ砂漠の再教育収容所に送られた。数少ない生存者の証言を中心として、当時の死者(大半は餓死)の声なき声を浮かび上がらせるドキュメン>>続きを読む

ある夏の記録(1961年製作の映画)

3.2

撮られることを意識した人を撮り、撮られたものをみんなで観る。冒頭と最後だけグワッと面白い。

別離(2018年製作の映画)

3.0

インドの農村から都市部に働きに出てそのまま帰ってこなかった働き手の男たちの不在についての映像詩。
タルコフスキーかアンゲロプロスかみたいなハードコアな映像に重低音が響くアンビエントな音楽、ドキュメンタ
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光に生きる ロビー・ミューラー(2018年製作の映画)

3.5

ヴィム・ヴェンダース、ラース・フォン・トリアー、ジム・ジャームッシュらの数々の名作で撮影監督を担ったカメラマン、ロビー・ミューラーの足跡を、彼が遺したホームビデオや関係者の証言を交えて辿るドキュメンタ>>続きを読む

理性(2018年製作の映画)

3.7

ヒンドゥー教原理主義的な極右勢力の台頭する現代インドでのさまざまな社会運動をとらえた大作。影のテーマは「音楽」だと思う。ことさらに強調されることはないが、インド人たちが挙げるシュプレヒコールは体制側も>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.7

タイトルバックの直後、薄暗い空間でアーサーが笑い出すシーンで、まだまともな状況説明もなかったけど、何だかよくわからない感情が込み上げてきて泣いてしまった。ありゃなんなんだ、すごすぎないか。
時代の鏡像
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SPACE JAM/スペース・ジャム(1996年製作の映画)

3.0

最後にジョーダンがハーフラインから飛んで腕伸ばすとこが最高。滞空時間8秒。マグシー・ボーグスって愛されてるなぁ。

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