梅田さんの映画レビュー・感想・評価

梅田

梅田

2014/11/24以降に観たものを記録してます。
駆け出し映画ファンです。
最近はドキュメンタリー映画が好き。

映画(1025)
ドラマ(2)

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.7

安定のスピルバーグで、硬い題材が極上のエンタメに仕上げられてる。大統領自らがメディアを「フェイク・ニュース」と指弾する現代の問題意識に、女性の権利にまつわる潮流も巻き込んだ隙のない作りだけど、それゆえ>>続きを読む

アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

4.2

なにこれ最高……。まさか今さらこんな青春映画にやられるとは思わなかった。みずみずしくて、プラトニックで照れ臭くてムズムズする。流れている時間のすべてがかけがえのないものだと本気で思うし、この群像劇をこ>>続きを読む

イカロス(2017年製作の映画)

3.5

好みのタイプのドキュメンタリーではないけど面白かった。

大砂塵(1954年製作の映画)

3.4

なかなか観る手段が無かったけど、Blu-ray発売を知りようやく観られた。が、期待して観た割には、それほど興奮させられなかった……。
砂嵐が起こってるのは冒頭だけだし、スターリング・ヘイドンがギター担
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.7

いろんな要素が詰め込まれててちょっと整合性どうよと思う部分もあるが、難民とか多様性とか政治マターも結局は「ルーツ」への想いなのだということがこの映画の最も強いメッセージだと受け取った。この作品の中で強>>続きを読む

乱世備忘 僕らの雨傘運動(2016年製作の映画)

-

狙いはよいが「現象」よりもっと「人」を映してほしい。それにしても、映像には基本的に無頓着に撮っているはずなのに、香港の街のなんと映画に映えることか。

ル・アーヴルの靴みがき(2011年製作の映画)

3.8

一つ一つ丁寧に作られた構図と可愛らしい色彩にほっとする。カウリスマキ作品鑑賞2作目で思うのは、この人にはきっと世界と人間を信頼してるんだなあということかな。

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.1

なんだこの脚本すごすぎ。あらすじを説明してくれと言われてもちょっと無理だ。とにかく観てくれ、になる。先の読めなさ、着地点の見えなさ、すごい。
娘が強姦され殺された母のシリアスな物語だけど、この映画に閉
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.2

脚本もキャラも奥行きのないペラッペラな内容だけどそんなところをつついてもしょうがないだろという感じの映画。面白くなくは決してない。キアヌはいいポジション得たなあ。

希望のかなた(2017年製作の映画)

4.2

アキ・カウリスマキ監督作を観るのは初めてなんだけどめっちゃ面白かった。動線とカメラワークが古き良き時代の映画っぽくて、室内のシーンがいちいち良かった。あとフィンランドの酒場ってどこもあんないい味のおっ>>続きを読む

グッド・タイム(2017年製作の映画)

3.4

知的障碍のある弟を巻き込んで強盗やったけど弟だけ逮捕されちゃったから助ける、という話には「かわいそうな境遇の主人公たちに同情し応援する」という感情が全く働かないので、その辺の潔さはなんというか立派。兄>>続きを読む

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.0

前半の特にルークとレイのパートが退屈すぎてめちゃくちゃ長く感じた。後半は楽しかったけど全体としてあんまり……。

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

-

今までこの赤いバイクに乗ってるやつが金田アキラだと思ってた。初めて観た。けどこれは本当にすごい……まずこの絵を動かしてるのは本当にすごい。
説明的な描写はかなり少ないのに、というか少ないからこそなのか
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

黒人のカルチャーが白人のそれに取って代わった時代(冒頭のチャイルディッシュ・ガンビーノは今思えばとても象徴的)の、黒人に対する複雑な視線を映画化するという試みで、いろいろハッとさせられた。「差別はいけ>>続きを読む

オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

-

過去のクストリッツァ作品の変奏。動物たちの面白おかしい動きにはオンリーワンのユーモアがあってサイコーだと思うけど、クストリッツァ本人がこの役やっちゃうのはどうなのよって気もした。入り込めないんだよな…>>続きを読む

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

2.0

よくわからないストーリーが先に進んでいきよくわからないままワルモノを爆殺してなぜこいつらが集められたのか最後までわからないまま終わってしまった。

オクジャ okja(2017年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ジブリみたいな少女と獣の共存からルパンみたいなノリもあり最後まで飽きはしないけど、面白いかと言われると?? ただベタにもメタにも笑えるシーンは多かった。その点では『グエムル』よりよっぽど好きではある。>>続きを読む

タクシードライバー(1976年製作の映画)

-

大昔に一度観たときは「よくわかんねえな……」で済ませていたけど、今観るとわかりすぎて辛い。こういう誇大妄想非モテマンをインターネットとかテレビのニュースとかでたまに見る。
音楽がムーディすぎて今観ると
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ドリーム(2016年製作の映画)

2.6

ただひたすらにいい映画で何というか……特に出てくる女性がどれも本当に美しかった。これは別に人種関係なく。衣装デザイナーはいい仕事してる。あとは単純に伝記映画として勉強になる。主人公たちの「見せ場」の作>>続きを読む

死霊のはらわた(1981年製作の映画)

3.5

地下に閉じ込められてる奴がかわいすぎる。めっちゃ面白かった。
ラストのストップモーションとか気合い入りすぎてて全く必要ない腕生えてきて笑ったしちゃんと怖かったぞ!

ギミー・デンジャー(2016年製作の映画)

3.8

2003年にコーチェラからリユニオンのオファーを受けて「俺たちはコミュニストだからギャラは等分しなきゃいけない。だから……その3倍寄越せと言ってやったのさ」と語るイギー、最高!
「おれはグラム・ロック
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

-

ノーモア映画泥棒が終わった途端にハンス・ジマーのえげつない重低音に叩き起こされる。薄暗く見辛い画面が多い中での160分はしんどい部分もあるけど、オマージュだけにとどまずに、前作からきちんと一歩進んだサ>>続きを読む

ブレードランナー(1982年製作の映画)

-

再見。個人的にはストーリーにはさほど惹かれないんだけど、この情報量の多い画面の魅力には抗えない。雨はアスファルトの地面を鏡に変えて、ただでさえ賑やかなダウンタウンをもっとごちゃごちゃにしてしまう。

パターソン(2016年製作の映画)

-

たぶん実際にパターソンに旅行したら「ふーん」くらいの風景な気がするけど、カメラを通して見えるこの街のなんて素敵なこと。少ない登場人物一人一人が、「記号」に単純化されることなく、土地に根付く人間としての>>続きを読む

情婦(1957年製作の映画)

3.9

法廷劇としてはこれより好きな映画は沢山あるけど、「クラシックとして観ておいて損はない」レベルのはるかに上で、テンポの良さとかタッチの軽やかさとか今観ても全く飽きさせない名作。まあワイルダーだし。

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.3

この映画愛と音楽愛をあざといと批判するのは簡単だけど、もう僕はね、開始10秒でノックアウトですよ。アラのあるところはいくらでも指摘できてもこの楽しさは否定できやしない。
ダーリン&バディのカップルの登
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みかんの丘(2013年製作の映画)

3.7

死にゆく者の今際の言葉は無く、生か死か、境界線ははっきりしている。いかつい顔の髭親父しか出てこないのでかなり硬派に見えるけど、実はベタな、普遍的な物語で、それだけに真っ直ぐに感動してしまった。

エクス・リブリス ニューヨーク公共図書館(2016年製作の映画)

3.7

ニューヨーク「公共」図書館というのは、「私立」でも「国立」でもなく、半分は民間からの寄付で成り立っているということらしい。図書館といった場合にイメージしがちな「本の山」「見渡す限りの背表紙」といった記>>続きを読む

ニッポン国 vs 泉南石綿村(2017年製作の映画)

4.3

原一男の新作はアスベスト公害の国賠訴訟を追った200分超の大作。国の不作為を糾弾する筆圧の強い作風だけど、同時に笑えるシーンも多くてびっくり。夫を石綿肺の合併症で亡くした直後の原告の一人にインタビュー>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.9

1秒前まであったはずの退路は1秒後にはもう無い、加速する焦燥感。今までのノーラン映画とは趣の違う面白さだった。音楽がこんなに煽りのテンションなのに、まったく過剰に感じないっていうのはすごいなと思った(>>続きを読む

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

2.9

前半のほうの、過去と現在をフラットに切り替えしながらも状況説明していくリズムはかなり面白いと思ったけど、中盤からかなり平坦になってしまうというか、要は「過去の悲劇」が明らかになって以降はあんまノれず。>>続きを読む

PK(2014年製作の映画)

3.9

冒頭、「インデペンデンス・デイかよ……いやターミネーターかよ!」と思ったけど超インド映画だった。伏線の張り方がうまいっていうか「ベタを恐れない」のが気持ちいいんだなこれは多分。
『きっと、うまくいく』
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ブロークン・フラワーズ(2005年製作の映画)

3.5

ピンク、二本線のジャージ、タイプライター、エチオピア音楽、意味ありげなモチーフが意味ありげに示されて、何も解決しない。ほとんど黙っているだけのビル・マーレイは間違いなくこの映画の主人公だけど、人称が揺>>続きを読む

空飛ぶゆうれい船(1969年製作の映画)

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60分でこのスケールに達するのはやばい。先が読めるようで読めない。

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