わりと地味な映画と聞いてはいたが思ってたよりずっと面白かった!
自分自身はあまりメンタルの問題に直面したことはないものの、リアリティのある演出だと思った。なにより、彼のダメなところやそれでも愛したくな>>続きを読む
なまじ知ってる土地で撮影されてるだけに、堤真一の方言に対する微妙な違和感とか、「その温泉宿から歩いて行ける範囲にそんなに雪積もらないんだけどなぁ」とか、あえて時代設定をぼやかしてるのかとは思うが、さす>>続きを読む
スクリーンで観るのは初めてだったけど川井憲次の音楽(というより鈴の音)が鳴った瞬間に鳥肌が立つくらい感動した。改めて観るとこの攻殻の素子は徹底的にエゴイストなんだなー。昔はそこが気に入らなかったけど今>>続きを読む
もはや会計士なのあんまり関係ないし、スーパーハカーの子供達がなんかすごいことしたおかげですごいことになった、みたいな大味なところがうーん、という感じであまりハマらず。
前作の面白さって何だったんだろ>>続きを読む
立ち見も出るほどの盛況ぶり。水俣を描くのではなく、水俣病患者たちに寄り添う変わり者を撮るという意味で、小森はるかの過去の映画と連なる。
2022年の『阿賀に生きる』の上映イベントで旗野秀人のトークを>>続きを読む
2001年に撮ったプライベートフィルムの撮って出し!ということで手ブレが凄すぎて苦手な人は酔うと思う。そこにあるものをただ撮った結果、映画外の状況が浮かび上がるというコンセプトなのかな。しかし、なかな>>続きを読む
山形国際ドキュメンタリー映画祭「アメリカン・ダイレクト・シネマ」プログラム
『ボクシング・ジム』より前のワイズマンの映画は観たことがなかったんだけど、モノクロなだけでほとんど今とスタイルは同じだった>>続きを読む
お、おもしろすぎる。長尺の映画を褒めるときに「ずっと退屈しない」とか言うのは大抵多少の誇張を含むものだけど、これに関しては本当に1秒たりとも退屈しなかった。PTA史上一番エンターテイメントでアクション>>続きを読む
ずっと主人公の一人称で進んでいくドキュメンタリー。この映画の主人公は、膨大なビデオのコレクションでも、その元オーナーのキム氏でも、ましてやゴダールでもなく、明らかに2人の監督なはずなのだが、その2人の>>続きを読む
モノクロの詩情あふれる映像で現代インドを写したドキュメンタリー『何も知らない夜』のパヤル・カパーリヤー監督作。ターコイズブルーに彩られたムンバイの夜の光景は、前作から地続きに感じられる。インド映画とい>>続きを読む
前半、猫単独での心細さとかハードモードな展開とかがとてもスリリングでよかった。映画館で観たらまた違う体験だったかもしれないけど、セリフがないからこそ自宅であーだこーだ家族と喋りながら観たのもそれはそれ>>続きを読む
説明の少なさ、セリフの少なさも含めよく出来た映画(アダプテーション)だと思ったが、果たしてそんな面白いもんだろうかとも思った。ニノのフリーター感はかなり良かったが、元トップアイドルだろうと小松菜奈の隣>>続きを読む
渡辺謙の代役を務める大舞台の直前、身体の震えが止まらなくなった吉沢亮と、それに化粧をしてやる横浜流星とのシーンが最高だった。ほのかなブロマンスの香りも含ませつつ、甘く美しい青春時代のピークと、それが決>>続きを読む
全部部屋の中で終わる。長回し、黄緑のルック、コスチュームプレイ。わりと淡々としてるが、異色作。
弁士:松田春翠
岩渕との取っ組み合いから誤って刺し殺してしまうあたりのアクションが良い。全体的にボロボロの映像で活弁付きでないと不明瞭な部分もあったけどおもしろかった。サイレント期の溝口って初めて観た>>続きを読む
初めて観た。ある核家族における離婚と、それに翻弄される子どもとのやりとりが中心になっていて、それ自体は珍しいモチーフではないけど、中心にいる田畑智子の存在感だったり、室内の動きを伴った長回しの洗練だっ>>続きを読む
劇場版の前作しか観ていないけど、パトレイバーほぼ出てこないし後藤と南雲が主人公になってるポリティカルサスペンスって感じで、思ってたのよりかなりハードボイルドなアニメだった。押井っぽい小難しい台詞回しも>>続きを読む
リアリティあるフッテージを次々に見せていく序盤の流れはワクワクした(ニコ生の映像と見たら死ぬビデオが特に良かった)し、起承転結の転にあたる、赤楚くんの地下室のシーンは鳥肌立つくらいゾクゾクした。女性の>>続きを読む
最初のシーンや、東京の女が川から走るシーンなど、奥から手前に移動するロングショットをこんなにいい感じに撮れるのはすごいな。おもしろかった。
も、森本レオ〜!
まったく制作時の内実は知らないけど、アニメーション制作が劇中の有人宇宙飛行がアナロジーになっているのは明らかだろう。異様に作画コストの高そうな衣装や世界観も含めて、なにかオタクのきら>>続きを読む
ジェームズ・ガンだし、一定水準は満たしてるし、今の世の中に響くメッセージも含まれていたとは思うけど、期待を上回るものはさっぱりなかった。そういう意味ではまるでつまらなかった。
スーパーマンのこと疑って>>続きを読む
闇社会モノとしてはプロフェッショナリズムに物足りなさを感じつつ、コメディとしても終始うっすら滑ってるとも思えるが、スター共演の贅沢でユニークなバディ・ムービーとして楽しんだ。気楽に観られる一本としてい>>続きを読む
観ている最中は大興奮だったけど、落ち着いて反芻してみると
・ラスベガスあたりの展開(ラブロマンスもレースも)は正直退屈だった
・ブラピにこの路線のかっこよさを担わせるのはかなりギリギリだと感じた(これ>>続きを読む
原作小説は小学校か中学校のころドキドキしながら読んだ記憶があるが内容は1ミリも覚えていなかったし、たぶんアニメを観るのは初めてだと思う。
観てる最中は「この主人公、性欲無さすぎだろ」と思ったけど、一人>>続きを読む
昔、高校生くらいのころに『CUBE』を観て「そりゃないだろ…」と思ったことを思い出す。要は数学というものへのリテラシーが低すぎる90年台の北米映画って感じだ。
超ハイコントラストでギラついたモノクロ映>>続きを読む
個人的には音楽シーンもアクションシーンもそこまで最高って感じではなかったけど、とにかくスーツ姿のマイケル・B・ジョーダンがカッコ良すぎて…。しかも色違いで2パターン観られるなんて(笑)
冒頭に時系列的>>続きを読む
断片的に耳にしていた事前情報から期待していた内容をほぼ全て上回った。暗闇からリリー=ローズ・デップの顔が浮かび上がるファーストカットで「おおっ」となり、悪夢から覚めたあとにニコラス・ホルトと抱き合う長>>続きを読む
これはめちゃくちゃ好きなやつ、なぜならモチーフ(貴族/人肉食)も主題(ブルジョワ・富裕層の風刺/禁忌への挑発)もめちゃくちゃパゾリーニ的でしかもブニュエル的でもあるから。
そうした全ての異常を覆い隠し>>続きを読む
もともと原作のプロットがかなり破綻気味だということを加味したとしても、さすがにこの脚本を擁護することは自分にはできません…。そのほかもかなり厳しい。
海外でロケしたんだろうけど、いくらんでもあまりに画>>続きを読む
フランス人監督によるボディ・ホラーというと最近ではジュリア・デクルノー『チタン』を真っ先に思い出すわけだけど、あちらほど痛みを突きつけてくるわけではない一方でそのぶっ飛びっぷりはこっちの方が清々しい。>>続きを読む
前に一度DVDで観ていたけど…まるで別物ってくらい面白く感じた。映画制作時の1996年からおよそ30年が経って、最適のタイミングでの再上映では? 何というか、「ひと昔前の映画」っぽい古臭さが一回りして>>続きを読む
前に観た『やさしい女』の感想に自分で「パリの夜景が最高」と書いていたけど(正直もうあまり覚えていない)、これはその最高が煮詰まったような80分あまりの映画。
いつものように非職業俳優による感情を排した>>続きを読む
実話ベースのストーリーそれ自体はおおむね想像した通りの展開を辿る。卑劣な巻き添えを喰らう家族の様子も逐一明らかになるのであまりサスペンスとしても気が利いているとも思えず……。モノクロのソリッドな映像は>>続きを読む