会社のゴタゴタも解決したし、イザベルユペールも再婚できたし、良かった良かった、ハッピーエンド。。って全然ちがーう😂
雲ひとつなく真白な空と透き通る海、海辺に建てられたモダンなレストラン。
そこで粛々と執り行われる結婚式(婚約式?)。
一見何不自由ない幸せな風景なんだけど、それまでのいきさつを観てきたから、その整った空間に、無機質でからっぽな虚しさを感じる。
愛を持って接すること、オープンで誠実でいることって、自分で思ってる以上に周囲に影響を与えるんだろうな、と感じた。
なんだけど、家族といえども個の集まりなわけで、考え方も性格もそれぞれ。家族だからって分かり合えるわけじゃない。フランス人ならなおさらそんな感じ😅
その人が望むなら、自分の進退も自己責任でいいじゃない、とも思う。
周囲にこそ言いづらいこともあるし、SNSで見ず知らずの人にむけて吐露する方が何倍も簡単。SNSでストレス発散できたり、救われてる人って沢山いると思う。(もちろんその逆も。)昔から、人は日記をつけ、手紙を書いてきた。やってる根本は同じことなんじゃないかな。
この家族はちょっとぶっ飛んでるけど😅でも、家族とは、多かれ少なかれ形骸化してしまうもので、それでいいんじゃないかなと少し思った。
この映画は、私みたいな人間への批判なのかもしれない😂もしくは、全然違うメッセージなのかも。
と、見終わった後にぐるぐると考え込んでしまう映画でした。