むーた

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊のむーたのレビュー・感想・評価

4.0
出演陣豪華すぎて😂
それはもうすごく楽しかったのですが、監督の初期作品の頃の方が、なんというか常連俳優たちの内輪感みたいなノリが作品に反映されていたような気がして、その空気が好きだったなとも思いました。
今回は一冊の雑誌に掲載されているいくつかの短編小説を短編映画で表現したような構成だったので、ものすごい人数も出演していましたしね。


とはいえ、豪華で素晴らしい俳優陣が次から次へと登場するので、それだけでも本当に楽しめました。
レアセドゥのセクシーなんだけどなんともいえないヌードモデルシーンや、ベニチオデルトロの怒った時の、怖いんだけどなんかかわいくもある犬みたいな唸り声、シャラメくんの、女子の運転するバイクのバックシートに乗って空を飛んでいくはかなげで中性的な魅力。



内容としては、ウェスアンダーソン少年の脳内を覗かせてもらったような気分になりました。

「グランドブダペストホテル」でもあったような脱出劇やアート売買のシーンとか、あとは若者の無茶で可愛らしい革命とか、、そういうテーマが監督は好きなんだなぁと思いながら観てました。

とにかく監督の世界観やセンス、優しさが大好きなので、、癒されました😍
むーた

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