masahitotenma

紹介、またはシャルロットとステーキのmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

3.3
エリック・ロメール監督・脚本による短篇。11分
原題:Présentation ou Charlotte et son steak

1951年、当時31才のロメールと20才のゴダールが費用を分担し、ゴダール(メガネを掛けていない)が主演して音声なしでスイスで撮影されたが、1961年ナレーションを入れて公開。
音楽 は モーリス・ル・ルー

1951年の冬。雪が積もっている。
ヴァルテル(ジャン=リュック・ゴダール)は、クララ(アンドレー・ベルトラン、声 はアンナ・カリーナ)を連れて駅に来て、同時刻に待ち合わせしていたシャルロット(アンヌ・クードレ、声 はステファーヌ・オードラン)にクララを紹介。
クララが去った後、シャルロットの自宅にいく。
シャルロットは、コートを着たままで、コーヒーを入れステーキを焼き食べはじめる(ヴァルテルも一切れだけもらう)
キスしたいヴァルテルだったが、部屋の壁に張り付いたような状態で、彼女のそばに寄れない。

ステーキを食べ終わった後の展開は見てのお楽しみ。

「震えてる?」
「急いで、また遅刻よ」
masahitotenma

masahitotenma