内臓マン

ガタカの内臓マンのレビュー・感想・評価

ガタカ(1997年製作の映画)
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初心者百八十一作品目!!!

【概要】
Netflixで視聴。

【感想】
ダラーっと見てたのであまり良いレビューにはならないと思いますすんません。
「そう遠くない未来」を描いた極上SF人間ドラマ!

古典的名作(主にモノクロ作品)の雰囲気がなんとなく漂っていますが、原色づくしの色彩によって唯一無二の空気感が演出されています。

劇中に置かれているセットの数々は円形のものが多くて、ファンタジー感は強め。
そこに古典的雰囲気の時代のミスマッチ感も合わさり、「そう遠くない未来」の説得力がよりアップされてます。
いつの時代でも当てはまりそうな、素晴らしい世界観に仕上がっておりまふ。
こういう所は「2001年宇宙の旅」にも通用すると思いましたね。

ストーリーも王道ジャンプ系か!?
みたいなスタートを切るんですが、そこからちゃんと映画的な、哲学的な方向へと持っていきます。
ラストはいい意味で現実的で、なんか染みました(笑)
科学技術の描き方も「敵」ではなく、現在と何ら変わらない「道具」として存在していたので説教臭くなくて見やすかったです。
現実も悪いことばっかじゃないよね。

一個人は絶対に破壊できないというか、自分の意思だとしても「絶対に不可能」なんだと感じましたね。
やっぱこういう映画には「恋愛要素」って不可欠だよなぁ…。
毛嫌いするのもやめようかそろそろ(笑)

立体アート好きの方、見やすいSF探してる方は是非是非の是非!

アンドリュー・ニコル監督、気になります。

【終わりに】
ユマ・サーマンてすげぇなぁ。
昔の女優の感じと最近の女優の感じをどっちも兼ね備えてるよな。
伝わるかな?
内臓マン

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