いぬいぬい

ガタカのいぬいぬいのレビュー・感想・評価

ガタカ(1997年製作の映画)
4.1
「今後の参考までに、右利きは用を足すとき左手で持たない」

遺伝子管理社会で身分を偽って宇宙へGO! けれども殺人容疑をかけられちゃった! このままだと「不適正者」なのがばれてしまう! タイタンへの出発まで逃げ切れ!

何が心をうつって努力と度胸っていう自分で選んだものを武器にしている部分だよな 努力も才能みたいな話になるとぶれるけど。作中のいわゆる「神の子」って表現が詩的よね。遺伝子操作によって神の掌から逃れたとでもいいたげな。
う大が絵本みたいって言ってたのすごく腹落ちした。室内にいるとき、画面が全体的に子供の時に思い描いていた嘘の未来なんだよね。かっこよすぎるというか。
メインの筋の殺人云々は単純明快で、それに弟との確執やユマサーマンと遊んだり。それだけに作品通してのストレートすぎるメッセージが際立つっていうか、真っ向勝負すぎて正直入り込めなければおもんないんやろなと思った。僕はハマったから見て良かったけど人に勧めるのちょっとためらう。
車がビュンビュン走る道路を渡るシーン、あれめちゃめちゃ怖いよ。ようやるわ。
いぬいぬい

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