遺伝子操作で出生が管理されて生まれた瞬間にその子の生存年数がわかるような社会。
もう、すぐそこまで来てるよねえ、先日中国の研究者が遺伝子操作した赤ちゃん作ったってニュース出ていて、この映画を観返した。
20年前のSF映画がもう現実になりつつある。もう何十年かあとにはこの映画で描かれているような「神の子」(遺伝子操作しないで産まれた子)が社会のあらゆるところで不適格者とされる日がくるのかもしれないね。
この映画、あらゆるものが遺伝子情報で管理された表情も髪型もみんな同じような没個性社会なのにイーサンホークとジュードロウの人間くさい交わりとか最後の検査官が尿検査見逃したりとか、人間のウェット感ちょいちょい出してくるところ良いな。
あと海岸で全裸になって自分の垢やフケを落とすイーサンホークは見ものだぞ。ターミネーターのオマージュかよっ!
そしてジュードロウがなんともシブカッコいい。