Joker

キングスマン:ゴールデン・サークルのJokerのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

・キングスマン壊滅
前作から1年後。諜報機関キングスマンの一員となったエグジーは、かつてのキングスマン候補生チャーリーに襲われる。チャーリーを撃退し、彼の仲間を倒したエグジーは警察から逃れ、恋人ティルデ王女と共に友人ブランドンの誕生日パーティーに参加する。翌日、キングスマン本部の会議に出席したエグジーは、チャーリーがヴァレンタインの事件で右腕と声帯を失ったものの生き延びて、犯罪組織に身を置いていることを聞かされる。チャーリーが身を置いている世界最大の麻薬密売組織ゴールデン・サークルの女ボス・ポピーは、自身の野望を実現するために、邪魔な存在であるキングスマンの一掃を計画し、エグジーの車に残したチャーリーの義手を遠隔操作して、キングスマンの情報を盗み出す。
エグジーはティルデの両親であるスウェーデン国王夫妻との会食している最中にキングスマン本部や諜報員の自宅がゴールデン・サークルのミサイル攻撃を受け、メンバーのロキシーや、エグジーの自宅で彼の愛犬JBの世話をしていたブレンドンが殺されてしまう。キングスマンが壊滅したことを知ったエグジーは、ただの事務員だと思われたために攻撃対象から外れていたマーリンと共に緊急指令「最後の審判の日」を実行しようとするが、指令の入っているはずの金庫には「ステイツマン」という銘柄の酒瓶しか入っていなかった。二人は酒を飲んで死んだ仲間を偲ぶ。「ステイツマン」のラベル裏の「ケンタッキー産」のKがキングスマンのシンボルマークで書かれていることに気付き「何かつながりがあるのでは?」と考えアメリカ・ケンタッキー州に向かう。

・ステイツマンとの共闘
エグジーとマーリンはステイツマンの醸造所を探索する。とそこは諜報組織ステイツマンの本部であった。二人の行動を怪しんだテキーラは二人を拘束し尋問する。彼は二人の口を割らせるため、生きていたハリーを「射殺する」と脅すも、ジンジャーの調査によって二人がキングスマンの諜報員であることが判明し解放される。二人はハリーと再会して無事を喜ぶが、彼は治療を受けた後遺症で記憶喪失に陥っていた。二人はステイツマンのリーダー・シャンパンに会い、ステイツマンがキングスマンと同じルーツを持つ諜報機関だと聞かされる。シャンパンは協力を約束し、エグジーはチャーリーの元カノ・クララと接触するため、ステイツマンのウィスキーと共に彼女がいるフェス会場に向かう。エグジーはクララと接触し、発信器を体内に埋め込むため彼女を抱こうとするが、事前にティルデに許可を貰おうとして彼女とケンカしてしまう。エグジーはクララの体内に発信器を埋め込むと彼女を抱かずに立ち去るが、怒ったティルデと音信不通になってしまう。
マーリンはステイツマンの事務員ジンジャーと共にハリーの治療に当たるが、ショック療法は功を奏さない。ハリーは「鱗翅学者として暮らす」と言い故郷に帰ろうとする。エグジーは記憶を呼び起こすため、ハリーの愛犬と同種の犬を渡して彼の記憶を呼び起こす。現役に復帰したハリーを二人は歓迎するが、同じころ、ポピーはテレビ放送を通してアメリカ大統領に麻薬を合法化するように要求し、拒否すれば麻薬に仕込んでいた毒物で数億人の人間が死ぬことになると脅迫する。放送を聞いた麻薬の吸引者たちはパニックを起こすが、大統領は要求を受け入れる振りをしてゴールデン・サークルと麻薬中毒者たちを一掃し、麻薬戦争を終結させようと考える。盗聴器で大統領の意図を知ったエグジーはハリー、ウィスキーと共に解毒剤があるイタリアのゴールデン・サークル研究施設に向かう。
研究施設に乗り込んだエグジーとウィスキーは解毒剤を入手するが、毒物に感染したクララを助けるため来ていたチャーリーと遭遇し、彼に追われる。二人は集合地点でハリーと合流するが、ウィスキーの不注意で解毒剤を床に落としてしまう。ウィスキーは追手と戦うが、ハリーは彼が内通者だと疑い、彼に発砲する。チャーリーは証拠を隠滅するため、クララが残っている研究施設を爆破して逃走し、エグジーはウィスキーをステイツマン本部に運び治療を依頼し、「ハリーが正常ではなくなった」と訴える。その時、ティルデから電話がかかりエグジーは席を外すが、彼女が毒物に感染していることを知り、ハリー、マーリンと共にカンボジア奥地にあるポピーの本拠地に向かう。

・ゴールデン・サークルとの対決
三人はポピーのアジト「ポピー・ランド」に乗り込もうとするが、エグジーが地雷を踏んでしまう。マーリンはエグジーを救うために身代わりとなりポピーの警護隊を巻き込んで爆死する。二人は「ポピー・ランド」に乗り込み、解毒剤のアクセス・コードを奪おうとする。ハリーはポピーのロボット犬に襲われ殺されそうになるが、彼女に拉致されていたエルトン・ジョンに助けられ、彼と協力してロボット犬を破壊する。一方、エグジーはチャーリーと一騎打ちとなり、ロキシーたちの仇を討つ。二人はポピーに毒物を打ち込みアクセス・コードを聞き出し、彼女は毒が身体に回って死亡する。
二人はアクセス・コードを入力して解毒剤を人々に配布しようとするが、そこに治療を終えたウィスキーが現れ、配布を阻止しようとする。彼は恋人が麻薬中毒者に殺された過去を語り、麻薬を世界から一掃するために中毒者たちを見殺しにしようとするが、エグジーとハリーに阻まれて失敗し、二人に殺される。ティルデたちは解毒剤で命を救われ、大統領はフォックス首席補佐官によって告発され失脚する。
事件の解決後、キングスマンはステイツマンの資金援助を受けて再建を目指すことになり、諜報員入りを希望していたジンジャーはウィスキーの後任になる。帰国したエグジーはティルデと結婚し、スーツに身を包んだテキーラが再建されたキングスマンの店を訪れる。
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