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ハードコアのAKのレビュー・感想・評価

ハードコア(2015年製作の映画)
3.2
なぜかサイボーグ化された主人公が、なぜか念力を操れる敵と終始ドンパチしながら戦う話。

全編主人公の主観で描かれるFPS視点のSFアクション映画。
ゲームではよくあるFPS視点ですか、これを全編映画で描ききった監督の意欲は凄いと思いました。
ただ酔う…。

主人公が言葉を話せない設定な上、最初から最後までノンストップでアクションが続く為、とにかく画面が忙しく、時折り「いまどういう状況なの?」と分からなくなってしまいそうな時がありますが、状況説明は周りの出演者が全て丁寧に台詞で説明してくれる。
だけど酔う…。

「映画を体感する」という意味では没入感も臨場感もありとても面白い作品でした。
映画館で爆音上映とかで観ればきっと楽しい。
しかしグラフィックが日々向上し、ゲームでも現実世界と見間違う程に鮮やかなFPSの世界観が味わえるという事もあり、映画の世界でこの手法は流行らないだろうなと言った印象でした。
だって酔うから…。

それだけにいい意味でこの映画は唯一無二の作品になりそう。
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