チベットの田舎の暮らし。
春になったら草原に移住してテントを張り、放牧をして麦の種を蒔く(この年はお父さんがむしゃくしゃしてたおかげで、まだ地面が凍っているうちに繰り出してしまう←村の人から離れたかったんだろうな)。
お母さんがバターを作ったり、羊を狼が狙ったり、狼にやられた羊の子供を育てたり(名前はジャチャ。哺乳瓶は羊の角を使う)。お母さんは乳離れしてくれない子供の卒乳に、おっぱいに炭を塗って「病気で黒くなっちゃった」と言っておどかす。
ストーリーはかなりゆったりしていたが、そんなこんなな暮らしぶりや、独特な洋服(色鮮やかな帯!)を眺めているだけで楽しかった。