あおい

仮面ライダー4号のあおいのレビュー・感想・評価

仮面ライダー4号(2015年製作の映画)
3.8
死のループから抜け出し、
真っ白で平和な世界を…

「仮面ライダー3号」の続編にして、「仮面ライダーファイズ」完結編。ファイズファンは観よう。たっくんの生き様を刮目しよう。

◎ストーリー
仮面ライダー3号たちと協力し、歴史改変装置を破壊した進之介たちライダー。しかし、剛の死という事実だけは変わらず残り続けていた。それでも日常を生きている進之介は、霧子からの電話で目がさめる。その日は、4月4日、霧子と剛と3人で映画を観る約束をしていた日だ。
だが、何かおかしい。この4月4日は、初めてでない気がするのだ。そして、誰かの死が避けられない気も…

前半は3号の続き、そしてだんだんとスポットライトがたっくんへと当たっていく。いつものようなはちゃめちゃ映画の様相を呈しながら、ファイズの完結編へとつなげていくストーリー。

仮面ライダー4号なんて、あと付けライダーはどうでもいい。なんならゼロノス、ドライブたちも関係ない。

本編ではうやむやになってたたっくんの結末、ここが深く掘り下げられてます。ファンにとっては悲しくもあるけど、そういうことやったんやな。

たっくんと海堂、生き残ったオルフェノクと、ファイズとして変身した者。唐橋充が出てきたときは、ほんまに感動した。まさか彼が、海堂でまた出るなんて。ファイズってたびたび半田健人が本人役で演じてくれるから、優遇されてるなとは思ってたけど、まさかしっかり完結させてくれるなんて。ありがたい。ファイズ大好きや。

剛の死とか4号とかタイムリープで、若干間延びしてわけわからんくんなってたけど、ファイズをタイムリーで観てた人は、絶対懐かしくなるハズ。ファイズが役者、ファンともに愛されてるからここまで続いたんやなって思いました。

新登場のライダー、仮面ライダー4号。3号の時点で色々めちゃくちゃやったけど、まさかの飛行機ライダー。しかも乗らないっていう( ^ω^ )しっかりせぇや、あんなんただのプレーンボンビーやんけ( ^ω^ )

ライダー好きの大きなお友達、そしてたっくんを観て大きくなった世代の人、そんなみんなに捧ぐ正統派ライダー映画です。
あおい

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