ゴールデンタイムに放送された仮面ライダー龍騎の1時間SP。当時の平成仮面ライダーの熱気を感じられる現象のひとつ。13人のライダーが全員揃うのはこの作品だけ。いきなり秋山蓮を看取る真司から始まるサプライズ。
SPの独自設定コアミラーを軸に龍騎のエッセンスを1時間に凝縮。やや詰め込み過ぎに感じなくもないけど、真司が戦いを止めるため各ライダーを訪ねていく構成が見事。先代龍騎が和田圭市なのは、リュウレンジャーで赤い龍の戦士つながり。
レクター博士みたいに拘束された浅倉が、ペットボトルで水鏡を作るケレン味。蓮の恋敵として設定された手塚海之は井上敏樹っぽい。リュウガとファムのくだりは劇場版を見ているとオッと思う。
