コソボが独立宣言をした頃のセルビアの鬱屈とした青年を映す物語。
ストーリーは公式ウェブサイトにだいたい書いてあります。
ストーリーを追いかけるのではなくて、鬱屈を体験する映画だと思います。体験して何かを感じろってことだと思いますが、何も感じませんでした。
この映画の主要キャストは、舞台となった町の不良少年だそうです。彼らはこの映画出演をきっかけに、映画監督を目指して勉強を始めたり、役者を目指したりして頑張っているそうです。映画好きとしてはこの話にグッときました。
あ、この話も公式ウェブサイトに書いてあります。グッときたのも、それを読んだ時です。映画自体の良さではないですね。
これでは公式ウェブサイト読めば、観なくてもいいってことになっちゃいますね。
でも、彼らの演技はかなり良かったと思います。本当言うと演技のことはよく分からないのですが、まんまって感じでした。それが良かったところですね。
僕としてはそれ以上の良さは分かりませんでした。
センスの問題なのでしょう。分かる人には分かるんだろうなあ。