黒柴

コインロッカーの女の黒柴のレビュー・感想・評価

コインロッカーの女(2015年製作の映画)
3.0
「春の韓国映画祭りpart3」

「その怪物」でキム・ゴウンの名前を知って、ずっと観たかった映画・・・・・(;´Д`Aだけどね・・・人物の設定が中途半端なの( ̄◇ ̄;)
借金まみれの刑事、そして今回イリョン役のキム・ゴウンの設定が産まれてコインロッカーに捨てられ、ホームレス同然の生き方をしてきた為、人間の心の通った生き方を知らない血も涙も無い、借金取りの設定だが、人生初めての恋をした相手のイケメンお兄さんは、その後どうなったの?と描き方が中途半端です。

偽造パスポートで密入国の斡旋で金を稼ぐ鬼母と、円卓で食事を囲むシーン、食事してる隣でタバコを吸う鬼母。
そして虫の息のワンちゃんに一撃を食らわす鬼母(;´Д`A女帝と化した母に従う家族だが、最後はイリョン1人になってしまう。
正直なところ心に響くものが無く1人〜のキャラ設定が薄いのもあり、悪い奴はやっちまえ!みたいな感情が湧いてこない映画だった。たぶん監督はそんな事が、描きたかったのではなく、家族っていう枠組みを描きたかったのかな?

でもイリョンの心の中の女性を意識した瞬間、店にあった花柄のワンピースを着た時の顔、可愛かった
ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

韓国映画に出てくるワンちゃんって結構ひどい扱いだが、犬を人間よりはるかに下に扱うのは文化なんでしょうか?
黒柴

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