海老川

マジカル・ガールの海老川のレビュー・感想・評価

マジカル・ガール(2014年製作の映画)
3.2
「アニメ『魔法少女ユキコ』に憧れる少女アリシアは、白血病で余命幾許もない体である。そんな彼女の最後の望みを叶えてやりたい父ルイスは、娘のノートを盗み見て『ユキコのコスチュームを着て踊ってみたい』との願いを知る。」

ってのがあらすじで、めっちゃ興味惹かれて見たんだけどまあ思ってたのと違う。
これ見たら普通アリシアか親父が主人公じゃねえ?
いや主人公なのかもしれないけど中盤全く別のキャラ2人がメインになって進行していく。誰の物語なのよこれ。何を訴えかけたかったんだよ。結末も理不尽すぎる。

登場人物の行動の引き金を謎のままにしてある作品。想像を膨らませる、何かを匂わせるタイプの脚本なんだけど別に考察する気にならない。モヤモヤだけが残る。
ポップなジャケットでダークな物語ってのは好みだけど結局のところやっぱり、「これ何の映画?」って感想しか出ねえ。
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