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マジカル・ガールのStroszekのネタバレレビュー・内容・結末

マジカル・ガール(2014年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

2014年。難病を抱える12歳の少女アリシアの願いは、魔法少女ユキコの衣装を着ること。父ルイスが娘の夢を叶えるために取った手段により、思いがけない事態が発生する、という粗筋だが本当に予想外の方向へ物語が展開。冒頭との繋げ方が秀逸。魔術的な語りに、心の軸足をどこに置いたらいいのか分からず幻惑される。長山洋子の「春はSA-RA-SA-RA」(1984年)、美輪明宏の「黒蜥蜴の唄」が使われている。「トカゲの間」の詳細が分からず、肝心な点を語っていない印象は残る。デザイナーのメイコ・サオリは梶芽衣子リスペクトか。
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