片腕ファルコン

アリス・イン・ドリームランドの片腕ファルコンのレビュー・感想・評価

3.0
年末から新宿のケイズシネマで公開中のコチラ。

今作用に作った手作り球体関節人形を用いた独創的なアニメーション映画なのであります!

『不思議な国のアリス』のダークファンタジー版とも言える、何とも不気味な世界観、悍(おぞ)ましい形態のキャラクター、内容も無限ループの悪夢を見ている感覚さえ覚えました。あと音楽の力も大きいです。

ヤン・シュヴァンクマイエルの世界観に近いようで、あそこまでは洗練されてない感じかしらね。

人形の表情も哀愁があって(特にアリス)、とても良いのですが…無茶ブリを言うのであればしゃべってる時も顔は固定なんだ、という。。(口が開くタイプじゃないので)
この点も後半からは気にならなくなってきましたけども。

自分は知りませんが、声優陣も『ラブライブ!』の人は『進撃の巨人』の人がやってるらしい。さすがに上手い。

44分とサクッと見れる尺でもあるので気になる方はどーでしょうか?