ユナマリア

雪崩のユナマリアのレビュー・感想・評価

雪崩(1937年製作の映画)
4.0
成瀬巳喜男監督、黒澤明助監督作品。

タイトルの通り、雪崩のような人間の立ち位置、関係を描いている。

弥生と婚約関係にあった日下五郎だが、親の方針では無く、自身の想いを優先し、蕗子と駆け落ちする。

結果、親も息子の感情を優先して、婚姻を認める。

その後問題無く過ごしているようだったが、次第に弥生への恋心が芽生える日下五郎であった…

非常にシンプルな内容ではあるが、独特の手法で感情表現をしている演出等が絶妙だった。

話は過去、現代、未来を行き来するのだが、何の違和感も無く構成されていたのが凄い。

霧あと、立のぼるの存在感が圧倒的過ぎて驚いた。
是非、他の作品もと思う。(人情紙風船は観ていた。)
ユナマリア

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