黒柴

ジョン・ウィック:チャプター2の黒柴のネタバレレビュー・内容・結末

4.8

このレビューはネタバレを含みます

拝啓ジョン・ウィック様
前回からの騒動からわずか5日、傷も癒える間も無く今回も災難に巻き込まれてしまいましたね。
自分の愛車フォード マスタング マッハ1を奪い返し次々と襲いかかる相手をちぎっては投げを繰り返し、壮絶なカーチェイスで愛車もボロボロに。
しかしそんな事はお構いなしに「奪い返す」任務を遂行したジョン様。いくら車で跳ね飛ばされてもゾンビの様な不死身さは健在でしたね。
そして今回の見せ場である自分の自宅をバズーカで燃やされた怒りを胸にイタリアに飛び、イタリアマフィアの姉の就任式のライブ会場で見事な立廻りを見せてくれました。
迫り来る敵を払い腰、肩車からの三角締め、飛びつき腕ひしぎからの顔面、頭部への射撃、敵の頭部から吹き出す脳髄なども何のためらいも無く前回同様、まるで敵とタンゴでも踊るかのように華麗な舞をイタリアのライブ会場で堪能させてくれました。
ここでもジョン・ウィック様は不死身でした。一斉に射撃されるマシンガンなんてなんのその。やはり貴方は不死身なんです。ただ1つ言わせてください。今回は極め技に合気道の間合いを取り入れてましたね。そのせいか足技が少なかった気がします。

そして今回もなダークカラーを基調とした照明、全てが計算し尽くされた空間の中での立廻り。腹を刺されようが出血などなんのその!スペインの闘牛士を思わせる華麗な舞をイタリアで見せ、ニューヨークでも息つく間もなく7億の懸賞金を掛けられたジョン様の命を取りにアジア系相撲レスラー、美人バイオリニストを関節を極めながら一気に仕留め、今回も出ました!鉛筆をも武器にしてしまう機転の速さ。

刺すだけではなく鉛筆を固定し敵の延髄を押し付けて仕留めましたね。素晴らしい!最後の美術館でも逆境を物ともしない、マシンガンの弾もかすりもしない強運。

ただ一言言わせてください。手話の女性美人工作員は殺さないで欲しかった(><)私のタイプなんです。今回は鳩が所々に出てたが何を意味するものか?自分はわかりませんでした。
パート3も有り得るエンディング。どうかどうか今回の戦闘で傷ついた身体をご自愛くださいませ。パート3で逢えることを楽しみにしております。
黒柴

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