パン

提督の艦隊のパンのレビュー・感想・評価

提督の艦隊(2015年製作の映画)
4.4
これは隠れた名作なのでは…?
良い映画を発掘出来た。

冒頭、英蘭戦争のスへフェニンゲンの海戦、観戦する民衆たち…
やっぱ帆船同士の艦隊戦ってロマンあるなー
この時代が舞台でここまで壮大な海戦映画はハリウッド映画でも観たことないわ。
マスターアンドコマンドーやパイレーツオブカリビアンもここまで迫力ないよね。

CGめっちゃ金かけてる感じがした。
製作費12億か…紛れもない大作映画だ。

海戦シーンはお腹いっぱいになるほどたっぷり詰まってる。
ただ戦闘シーンにおいてスローを多様しすぎなのが気になったけど、映像自体は凄くハイレベルだ。敵船に乗り込むところとか熱すぎる。
バーホーベン監督のファンなのでルドガーハウアーが出てたのは嬉しかったな。やっぱオランダ映画と言えば彼だよね。

「この15年で家にいたのは半年だ」ってセリフからしても凄い仕事だよね…もう家族との思い出全然ないじゃん。
やっぱ船の時代は大変だよな。

ゴア表現も結構多かった。
例えば男のあそこを切り取るシーンや拷問シーン等々。
はらわたを引きずりだすシーンとかほぼ史実らしいね。
「見ろ!首相の心臓だ」とかえぐい台詞だよな。
まさかの陸上戦もあることに驚いた。
パン

パン