旅するランナー

イルマ・ヴェップの旅するランナーのレビュー・感想・評価

イルマ・ヴェップ(1996年製作の映画)
2.9
エルメス銀座にて鑑賞。
サイレント映画のリメイク製作現場のバタバタを描く。
SEXショップで入手したゴム製ボンデージスーツを着せられたり、同性愛のターゲットにされたり、マギー・チャンが雑な扱いを受けるのが面白いような哀しいような...
でも、素顔の彼女を見られるようで、ファンには喜ばしいかな。

実際はちゃっかりVEP、いやVIP待遇したであろう、アサイヤス監督が彼女と結婚しちゃうわけで、当時のファンは怒り心頭だったことでしょう。
そんな様々な感情が沸き起こり、鑑賞後「俺たちに明日はない」を観たくなる不思議な作品です。