前衛的であり、捉えどころのないシナリオ。
笑っていいのか泣いていいのかどこに感情を持っていけばいいんだ。!(特に最後らへん)
インターネットでの見えない出会いは自分の知らない世界へ連れていく。
それが吉なのか凶なのか、はたまたどちらでもないのか。
それは誰もわからない。
非常に新しい感覚を覚えた作品だったが、観やすく、3時間近くの時間はあっという間だった。
黒木華、とても良い。
個人的に序盤の胸糞具合、嫌いじゃない。
物語全体に芯があるというわけではなく、一つ一つのセリフやシナリオにメッセージを持たせている作品だった。
・お金は真心を屈折させ見えなくさせるもの。
・騙されていることに気づかなければ、人は前向きに生きられるということ。
・ネットでの出会いはリスクが伴うということ
何でも屋の人格障害者アムロ君。資料作りや人脈の広さとかみると相当アクティブで努力家なんだろうな。