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ディセンダントのRIOのレビュー・感想・評価

ディセンダント(2015年製作の映画)
3.8
野獣とベルが国王と王妃となり治める国・オラドン合衆国は栄えていたが、かつてのヴィラン達は封印され、ほど近いロスト島に暮らしていた。そこではヴィラン達の子らも育っていたが、次期オラドン国王・ベンの発案で、悪の血を引く彼らもオラドン高校に通うことになる。

過去鑑賞作品。高校時代に好きでした。
主要キャストの一人で、クルエラの息子役を演じたキャメロン・ボイスくんの突然の訃報に驚きが隠せません。身近な友人達の嘆きの声も多く、わたしも何と言ったらいいか…。
今作では本当に楽しませてもらいました。ご冥福をお祈りします。

ディズニー公式二次創作のような、様々な作品から派生したキャラが楽しい作品。
当時だからこそこのポップな雰囲気にもハマれていたのかもしれませんが、ここまで別物でファンタジーに溢れ尚且つぶっ飛んでいれば、原理主義者な考えを持ってしまいがちなわたしでも楽しく観れました。何よりキャラが魅力的だし、楽曲もいい。
かつて「ハイスクールミュージカル」などで軽快でアメリカンな青春音楽劇に憧れていた身としては没頭せざるを得ない世界観でした。それでも、悪の子どもというマイノリティ的な部分との葛藤や偏見を乗り越えた友情が、ただのキラキラ青春ものとは一味違うエッセンス。
久しぶりに観ようかなぁ。
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