アキラナウェイ

ジュラシック・ワールド 炎の王国のアキラナウェイのレビュー・感想・評価

4.3
日本の夏、ジュラシックの夏。

あーラプトルの調教ごっこしたい!
あのカチカチと音がするの、欲しい!
「Blue,you know me…」とか言いたい!

惨劇から3年、かつてジュラシック・ワールドがあったイスラ・ヌブラル島で火山噴火が起こり、島に残された恐竜達を救出すべくパークの元運用管理者クレア(ブライス・ダラス・ハワード)と元恐竜監視員のオーウェン(クリス・プラット)は島へ向かう。果たして恐竜達は絶滅危惧種として保護すべきか、それとも自然の手に委ねるべきなのか。

2015年に劇的な復活を遂げたシリーズ5作目。新シリーズとして成功したのはクリス・プラットとブライス・ダラス・ハワードの起用が大きかったと改めて思う。ピンチに強い頼れる兄ちゃんオーウェンと勝気なキャリアウーマンクレア(前回はヒールで疾走していたけど、今回はブーツ)。衝突し合いながらも共闘する2人が実に魅力的。あれ?ちょっと2人とも太った?

今回は前半で島からの脱出をテンポ良くスリリングに描き(予告編でほぼ流れが読めるのはここまで)、後半は完全にトーンを変え、少女メイシーという新たなキャラクターがストーリーの鍵を握る(ジュラシック・シリーズとしては子役は外せない!)。

脇を固める獣医系女子もITオタク系男子も良い!ジェフ・ゴールドブラムもシリーズ復帰だ!それにしても、また出たよ遺伝子学者のヘンリー・ウー(B・D・ウォン)!!もう、この人、刑務所とか入るレベルじゃないの?まだ野放し?

数々の恐竜が登場するとは言え、やはり彼らが出ないと始まらない。海の御大将モササウルス親分に、島のエースT・レックス先輩、そしてラプトルの生き残り我らがアイドル…ブルーーーーー!!この3頭が出てくれるのは嬉しい!!

ブルーとオーウェンの絆。
思わず涙が…。
ブルー、あんたほんまええ子やわ。

そして、ジュラシック・ワールド3作目を示唆するラストの展開に胸が高鳴る!!

…ようこそ、ジュラシック・ワールドへ。
ぎゃーーーー!!!

次回は2021年!楽しみ!

賛否両論ある様だけど、僕は親分と先輩とアイドルが出てくれてたら満足です。夏休み大作映画としては十分楽しめるレベル。

さてと、1人でラプトル調教ごっこしよっと!