あんがすざろっく

ジュラシック・ワールド 炎の王国のあんがすざろっくのレビュー・感想・評価

3.5
2D字幕で観るか。3D吹替で観るか。それが問題だ(ケネス・ブラナー風に)。

いや、別にケネス・ブラナーもハムレットも関係ないんですが。
ただ前作を2Dで観て、痛く後悔したので、吹替でも3Dで観た方がいいのか、悩んだんですよ。
結果、3Dを体験。

面白かったですね〜。
とにかく今回は、多数の恐竜が登場します。
もう少しそれぞれの恐竜の個性が描ければ良かったとは思いますが、個人的に大好きなトリケラトプスも見せ場はあるし(格闘シーンも‼︎)、何よりもブラキオサウルス‼︎イスラ・ヌブラル島からの脱出シーン、切ないんですよ。
思えば「ジュラシックパーク」でもグラント博士達が最初に目にする実物の恐竜は、ブラキオサウルスでした。
グラント博士も、恐らく観客も、恐怖の念を抱くというより、感動が上回っていたと思います。
それはやっぱり、ブラキオサウルスのキャラクターのおかげだと思うんですよね。

そして、イスラ・ヌブラル島から脱出してからが後半戦。
というより、このイスラ・ヌブラル島のシーン、思ってたより短い。
あれれ、これでおしまい?

その後も恐竜は大暴れしますが、
いまいち行動が制約されてしまっていて、本領発揮感があまり感じられない。ま、今回はレックスより、ブルーがメインということで。
悪くはなかったけど、最後のオチも、もう少し説得力あれば、カタルシスに繋がったのになぁ、なんて。
でも3Dで観た価値はありました‼︎
ジュラシックパークのテーマも聞けましたしね。

主演は我らが“スターロード”クリス・プラット。勿論頼り甲斐のあるオーウェン役。
ブライス・ハワードも前作に増してセクシー度倍増。
ジア役のダニエラ・ピネダも男勝りの好演でしたね(どうしても女優さんを目で追ってしまう(笑))。
ジェフ・ゴールドブラムも、いい感じに人類に警笛を鳴らしてくれます。

吹替ですが、主役の二人を玉木宏さんと木村佳乃さんが当ててるのは後で知りましたが、悪くはなかったんじゃないでしょうか。
しかし未だに吹替版を鑑賞する際は、どうも腰が引けますね…。
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