ゆんぶりっく

ジュラシック・ワールド 炎の王国のゆんぶりっくのレビュー・感想・評価

3.3
恐竜が島の外に出るというロストワールドに近い展開だと言う評判を聞き「個人的にロストワールドそんなに好きじゃないんだよな」とDVDレンタルまで待った今作。

序盤は恐竜保護団体が島に乗り込んで逆に恐竜に喰われまくるグリーンインフェルノ的展開を期待してワクワクしたものの、実際はほとんど人も死なずさっさと島から引き上げてがっかり。
恐竜大暴れ!(と言うより大逃走?)なシーンはそれなりに見応えはあり。


(以降は物語のネタバレ含む)




中盤以降は、肝心の恐竜は檻に閉じ込められたままだし、今回の悪役恐竜(?)も悪人4、5人パクついただけで物足りない。
せめて閉ざされたオークション会場で参加者を漏れなく踊り食いぐらいして欲しかった所。
そんなシーンがあったところで、前作の恐竜大バトルより迫力無いだろうけども…
作品全体のスケールが前作より格段に小さくなってるのが不満の1つ。

あとラストに、あの少女の選択によって起こる事態って落ち着いて考えてとんでもなさ過ぎないか?
即軍隊に制圧されたとしても絶対に犠牲者出てるだろうし、物語の展開上(タイトルの伏線回収上)そうしたいのは分かるが、その責任の所在を少女の一時の感情によるものにしちゃっていいのかなぁ…

その点は置いといたとしてもロストワールド的な展開にするなら恐竜達がアメリカの街を蹂躙する所を見せてくれよ!!!!
ゆんぶりっく

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