つまらん！
何がつまらんって、脚本が酷い。
浅い動機、人物描写。やたらと状況や心情をセリフで説明させるイモ演出。
「まさか扉の後ろに隠れてるなんて事、、無いよね？」
なんて独り言を言うか！！
作品の世界観も「セブン」と「ソウ」をそのまんまくっつけた様な浅はかさ。
そして「怪演！」と評される妻夫木聡のカエル男も、「ダークナイト」のジョーカーを意識してるような演技だが、日本が舞台ではあまりに不自然で物語から浮きまくっている。
世界観、犯人が全然現実的じゃないから、物語が展開してもシラケるし、セリフ回しが陳腐で萎える。
「衝撃のラスト！」も、伏線がパッと出のキャラが呟いた言葉だけ。観てる人達が共通で持ってる普遍的な根拠に基づいてないから、「はいはい、そーですか」としかならない。
やたらキレっぱなしの小栗旬。
「怪演」に捕らわれ見失った妻夫木聡。
邦画の大作は金払って見るもんじゃ無いなと思わされてしまった。
