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ミュージアムのkotaのネタバレレビュー・内容・結末

ミュージアム(2016年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

頑張ったなぁ、という感じ。
頑張ったなぁと思ってしまうのが残念なところ。
飽きずには観られたけど、そこそこ謎だらけでした。
んー、ちょっと雑に感じてしまったんですよね。2時間で犯人、警察、主人公、全てに手を出したら描ききれないよね。
その点「怒り」はそこらへんの取捨選択がうまかったんだろうなと、これを観て思いました。
掘り下げはちと半端で、ここに入れる?ってとこに回想が入ってくるから、後半テンポがちとだるくなりましたなぁ。
そして、カエル男、ムッチャ働き者に見えました(笑)
いや、あれだけ手間のかかることを、このテンポでやったんかい!すげーな、お前!と(笑)
で、そこで逮捕しないの?ってシーンもままあり、いや、逮捕できる状況じゃない、という説得力に欠けたのかな、私には。
原作読んでないので違いはわからないのですが、市川実日子ちゃん、あの役必要だった?という謎とか。
ある程度展開は読めてしまうのだから、後はキリキリくる緊張感でじわじわ攻めて欲しかったかなぁ。
喚くだけじゃなく、もっと間とか、静の演出をうまく使って欲しかった。
和製セブンと言われがちなようですが、フィンチャーのような緻密さは感じられず、私の中では全くの別物。
カエルのマスクはとても好き。
妻夫木くんには悪いが、なんならずっとカエルでいて欲しかったくらい好き(笑)
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