このレビューはネタバレを含みます
『MUTE』というタイトル通り、静的に進行するサスペンス映画という印象。でも終盤になるに連れて、静かにだが大きく展開していき、文字通りMUTEが終わるラストには少し温かみを残すところが、この監督らしくて好みでした。
ダンカン・ジョーンズの作品トーン的には『月に囚われた男』と近いかな(本作と世界観共有してるし)。
ナディーン役の女優さん綺麗でした。
ブレードランナー的な街並みは好きでしたが、近未来である意味をもう少し活かせたんじゃないかな〜とも。
面白かったけど『ミッション8ミニッツ』『月に囚われた男』以上にグッと来る事は無かったのが残念。
主演のアレクサンダー・スカルスガルドの声を出さずに感情を出す演技良かった。特に眼の純真無垢さがズルい。
