先日ハリソンフォードが
80歳で最後のインディ・ジョーンズを
演じたことに際してトム・クルーズは
彼の年齢までMIシリーズを続けたい
と語っていました。
スピルバーグやルーカスが
彼らにとってのジェームズ・ボンドを
追い求めたように
トムもまた彼にとっての
ジェームズ・ボンドとして
イーサン・ハントを追求していくのでしょう。
本作の冒頭で今回の話の概要を
まとめて話してくれます。
大変親切でありがたいし
観ている君たちもハントのチームの
一員なんだ、共に作戦に参加してくれ
というトムの思いを感じます。
が、正直ストーリーは映画として
作品としてまとめるために必要な
ものであり、何か伝えたいメッセージが
ある、という気はしません。
大きな幸せの前にはまず大きな不幸がないと
というテロリストの手前勝手な論理は
現代社会に通じるし
戦争や国際的危機は一般市民の
及ばないところで行われている
なんてことを思いもしますが
所詮この映画では、いかにトムが
限界に挑むか！それに尽きるので
ストーリーに現実感の有無なんて
二の次でいいのです。
とにかく走る、飛ぶ、落ちる
バイク、車、ヘリと
ギリギリにこだわるトムのこだわりに
すげーと感心すれば良いと思うのです。
しかしトムは高いところが好きだねー。
