吸血鬼の作品情報・感想・評価

吸血鬼1956年製作の映画)

I vampiri

製作国:

上映時間:78分

4.1

「吸血鬼」に投稿された感想・評価

吸血鬼なぞは出てこず、『悪魔のいけにえ』同様、すべて人のなせる業によるホラー。傑作。シネスコ画面を存分に利用した構図、古城の美術、
マリオ・バーヴァのモノクロ撮影が神がかっている。特に、夜霧+ヘッドライドのシーンが良かった。

冒頭の殺人シーンが最強。『イワン雷帝』以来の超巨大な影が家の壁に映り、ストリッパーの楽屋の鏡に映る犯人の顔へのスポットライト的なライティングが滅茶苦茶良かった。

老婆だが、かつては美女だった女に惚れている博士が、人をさらって血を抜いて、輸血して、彼女の永遠の若さを保っているっつー話なのだが、彼女が興奮すると、みるみるうちに老婆の姿に戻るシーンの特撮が凄い。
カットを変えたり、オーバーラップ手法で、老婆になるのではなく、マジにみるみるうちに老婆になるw 調べたところによると、赤と緑のそれぞれのメイクをして、彼女に当てる光を赤から緑へ変えることで、みるみる老婆に変身するように見えるらしい。 スゴイネ!