浅野公喜

スティーヴン・キング/地下室の悪夢の浅野公喜のレビュー・感想・評価

3.5
連続でスティーブン・キング原作作品を観るの巻。片田舎のネズミが大量発生するドラえもんなら瞬時に気絶しそうな工場が舞台でそこを掃除することに‥というのが大まかなストーリー。

薄汚く意地悪な工場長が居る雰囲気は今作から数年後の同じくキング原作の「マングラー」風。展開が少し遅かったり映像が暗めでここぞ、というシーンでも何がどうなっているのか分かりにくく最後に登場するクリーチャーはネズミの進化系かと思いきや正体は???で違和感も有ったりするのですが「エイリアン」みたいな質感はなかなか気持ち悪く、主人公にいやがらせをしてくるいけ好かないホワイトトラッシュな連中は全員怯えたりちゃんと悲惨な目に逢うので痛快、「マングラー」的エンディングは豪快でまあまあ満足でした。

ビーチボーイズの曲に合わせて木の板の上に乗っかるサーフィンスタイルのネズミ達に和みました😆「チャイルドプレイ」のチャッキーの中身であるブラッド・ドゥーリフも出演。
浅野公喜

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