IMAO

ランジュ氏の犯罪のIMAOのネタバレレビュー・内容・結末

ランジュ氏の犯罪(1936年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

雑誌社を経営していた社長が借金地獄で逃げ出すが、その雑誌の看板小説を書いていた小説家・ランジェ氏と社員たちが、会社を立て直す。だが、数年後そこに社長が帰ってきて…というストーリー。
この舞台となったアパルトマンの様子は、何かに似ていると思ったらフランソワ・トリュフォーの『家庭』と同じだ。ヴァイオリンの音がしている設定とかカメラワークもソックリなところがあり、ルノワールを敬愛していたトリュフォーのオマージュだったのかもしれない。クライマックスの社長が殺されるシーンでのクレーンワークは、本当に素晴らしい!
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