ジャン・ルノワールらしい、人間へのスポットの当て方。
労働者階級の人間達の生き生きとした描写、対するお金持ちの悪っぷりがわかりやすい。
ストーリーは国境近くの宿屋に男女が表れるところから始まる。ヴ…
ジャン・ルノワールはテンポよく話が流れて、喜劇中に悲しみ、というか完全な喜劇にしないのがとても好き、バタラは現代でも取低のクズ。思いを寄せてくれている女に枕営業(しかも自分自身のためだけに)を他切実…
>>続きを読むタイトルからフィルムノワールを期待してたら、ほとんど、貧乏長屋の人情噺だったでござる。それはそれで別にいいんだけど、ジャン・ルノワールだから最初に気づくべきだった。
冒頭、逃亡中のカップルの女の方…
面白い。80分以内でここまで人の人生というものは語り切れるか。映画を見終わったとき、ランジュという男の不器用ながらも誠実なその精神性が視覚の中にしっかりと残っていて、彼の人生をもっと観たいと思った…
>>続きを読む字幕は「ツレないな」が「ツしないな」になっていたり、“”の終わりがない箇所があったりと低クオリティだけど、作品はとてもいい。1931年の「自由を我等に」ではサイレントとトーキーが半々くらいだったのに…
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