階級闘争の舞台が出版業界なのが面白い。
周囲を360度建築物に囲まれた中庭、螺旋階段の上と下、資本家に搾取される労働者階級などなど、『四季を売る男』不安と魂』に通じるモチーフ。
搾取の権化みたいな男…
事の顛末が第三者から語られるノワール的な回想劇。公園のロケーションなどはヌーヴェルヴァーグの先駆だが、ルノワールらしい寓話(古典文学)的なクセの強い登場人物ばかりで、寧ろランジュ氏が一番無個性かもし…
>>続きを読むルノワールという人は市井のひと、というか下層の愛すべき人たちを描くのがほんとに上手いです。
早口でまくしたてるドタバタコメディはフランス独特で、現代でもときどき面白い作品に当たります。見てて快感あ…
金に汚く、努力もせずに権力にしがみつく、女性を道具としか思わない男、軽口なのが余計に胸糞なバタラ、この強烈な個性の陰なので、真面目に働くランジュの怒りが消されてしまった。
この時代のフランス🇫🇷の…
ジャン・ルノワールらしい、人間へのスポットの当て方。
労働者階級の人間達の生き生きとした描写、対するお金持ちの悪っぷりがわかりやすい。
ストーリーは国境近くの宿屋に男女が表れるところから始まる。ヴ…
ジャン・ルノワールはテンポよく話が流れて、喜劇中に悲しみ、というか完全な喜劇にしないのがとても好き、バタラは現代でも取低のクズ。思いを寄せてくれている女に枕営業(しかも自分自身のためだけに)を他切実…
>>続きを読むタイトルからフィルムノワールを期待してたら、ほとんど、貧乏長屋の人情噺だったでござる。それはそれで別にいいんだけど、ジャン・ルノワールだから最初に気づくべきだった。
冒頭、逃亡中のカップルの女の方…